イジメに負けなかった小2の私[33]


「次の水泳までに髪を短くしてきなさい。じゃないとまるさんはプールには入れません。」と性根先生から言われてしまいました。

「え・・・?」と青ざめるまるさん。
性根先生は「長い髪じゃタオルで拭いたくらいじゃ乾かないでしょ。」と睨みつけます。

「髪に残った水滴が床に垂れると不衛生だから切りなさい!」とクラス全員の前で言い切る性根先生。

するとヨーちゃんが手をあげながら「なんでまるちゃんだけなんですかー?髪の毛の長い子は他にもいるのに。」と性根先生に言いました。

性根先生はヨーちゃんの質問に「他の子の髪はキレイだもの。まるさんはくせ毛だし・・・濡れた髪がみずぼらしくて見た目が汚いでしょ。」と答えます。

「だから切りなさい」と指を指す性根先生。
まるさんは性根先生の言葉にショックを受けました。

まるさんは「水滴が垂れるのとくせ毛がダメなんですよね?」と聞き返すと性根先生は「そうよ」と答えます。

それを確認したまるさんはヘアゴムを出し素早く三つ編みをしてお団子ヘアーを作りました。

「これで水滴は落ちないしくせ毛も分かりません。だから切らなくていいですよね?」と性根先生に見せました。
※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集]ママ広場編集部
「みずぼらしい」「汚い」なんて性根先生ひどすぎます・・・