[12]背が小さいんだから努力しろと心ない言葉。イジメに負けなかった小2の私|まるの育児絵日記

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前回のお話

どれだけ丁寧に書いても、いつもは絶対に二重丸をくれない、漢字プリントの宿題。でも授業参観の日は二重丸の漢字プリントが掲示され、「私をいじめてることをお母さんに知られたくないからだ!」と悟ったまるさんは「あんな先生に負けない!」と心に誓いました。その頃、食の細いまるさんを悩ませていた学校給食、いつもは欲しい人がおかわりするのに、この日は「一番背の低い人が取りに来なさい」と突然先生が言ったのでした。

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私をいじめたのはまさかの担任でした。[12]

学校給食で残った分は、欲しい人がもらっていいルールだったにもかかわらず、この日は突然「クラスで一番背の低い人取りに来なさい」と先生が言い出して、「1番背の低い人・・?ワシやんけ」と驚くまるさん。

「え・・・?」突然言われ、思わず食べていたパンをポロっと落としそうになりました。

「なんで?今までは・・『牛乳ほしい人ー?」だったのに・・」と心の中で考えるまるさん。

「・・・」そして、先生がじっとまるさんを見ていることに気がつきました。

なかなか動き出そうとしないまるさんに、先生はイライラを隠せません。

すると、「まるさんっ!早く取りに来なさい!一番小さいのはあなたでしょう!!」とまるさんに言いました。

そして、「背が低いんだから、人より牛乳飲んで身長伸ばしなさい!」と怒ったようにまるさんに言い、「無理です!もうお腹いっぱいで・・」と食の細いまるさんは、もう無理だと伝えました。

すると、「ハァー、そんなんだから背が伸びないんよ。みんなより小さいんだから、もっと努力しなさい!!」と呆れたように言うのでした。

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※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。

[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。

[編集]ママ広場編集部
どうしてこんなにまるさんを目の敵にするのでしょう。クラスのみんなも違和感でいっぱいですよね。

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