私をいじめたのはまさかの担任でした。[11]
授業参観で保護者に見てもらうために張り出された漢字プリント。その時だけ初めて二重丸がもらえたまるさん。
どれだけ頑張って毎日丁寧に書いてももらえなかった二重丸。参観日の張り出される日だけもらえるなんて、と張り出されたプリントを眺めて思いました。
担任の先生は、私をいじめていることをお母さんには知られたくないからだとまるさんは確信し、心に誓いました。
こんな先生に負けてたまるか!・・・この時のまるさんには、お母さんに話すという考えはありませんでした。
ところで、まるさんには学校生活において先生には関係ない悩みも抱えていました。それは学校給食です。
給食を残すことが許されない風潮のあった当時、食が細かったまるさんにとって、みんなと同じ量の給食はとても多く、全部食べ切るのが毎日辛かったのです。
余った給食のおかずや牛乳は、いつもなら欲しい人がじゃんけんをしてもらっていいルールでした。当然、おかわりをしないまるさんには全く関係のない話。
ところが、ある日突然、担任の先生が「クラスで一番低い人、牛乳取りに来なさい。」と言ったのです。まるさんにとっては衝撃的なひと言でした。
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※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集]ママ広場編集部
もしかして一番背の低い人って。イヤな予感がしますね。