[12完]まだまだ長い小学校生活。色々あるけど楽しんで欲しい!いじめ加害者と思われた小学生息子|ママ広場マンガ

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前回のお話

教室で起きた出来事について、「先に蹴ったのはマモル君」「怖かったのは先生」と事実が明らかになり、あらためてケンゴ君とヒロ君に話を聞いた吉村先生は、「私の勝手な思い込みで大変申し訳ありません」と、保護者にお詫びの電話をかけました。「誤解が解けてよかった」と話すあかねさん、息子の言葉が伝わってホッとしたヒロ君ママ、2人とは裏腹に「うちの子は被害者!」と話を聞いても認めようとしないマモル君ママ、と全員が納得とはいかなかったものの、ホッと一息つくことができたのでした。

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いじめ加害者と思われた小学生息子[12完]事件後初めての授業参観でママも顔合わせ


そして授業参観の日のこと。「あ!ケンゴ君ママ、久しぶり~!」と声をかけたのはヒロ君ママ。「久しぶり!」あかねさんも答えました。


「この前はヒロがごめんなさい!うちの子がちゃんと説明できなかったから・・」と謝るヒロ君ママに、「大丈夫、大丈夫。うちも一緒だから(笑)。吉村先生が真剣に向き合ってくれたことで・・」と教室での出来事を思い出しました。


そして「真面目ないい先生ですよね~」あかねさんとヒロ君ママ、2人が声を揃えてそう言い、顔を見合わせて笑いました。すると、その横をスッと通り過ぎる人の姿が。


「こんにちは~」あかねさんとヒロ君ママが揃って声を掛けると、「・・・」無言で立ち止まり、ペコッと頭を下げるとサッサと立ち去ってしまいマモル君ママがいました。


そしてマモル君ママの後ろを急いでついて行くマモル君の姿が。結局、マモル君のママとはあれから平行線。あかねさんは、今でもアウト冷たくされてしまうのでした。


そして「あーなんかボク、マモルと遊びたくなっちゃったなぁ」「オレも!」というケンゴ君とヒロ君に、それぞれのママは「えっ」とビックリ。すぐにマモル君の所に走って行ってしまった2人の後ろ姿を見ながら、「まだまだ長い小学校生活・・いろいろとありそうだなぁ」と思うあかねさんでした。


そして・・視線の先には、マモル君に駆け寄るケンゴ君とヒロ君、恥ずかしそうに2人を見つめるマモル君の姿があったのでした。


※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く3児の母。

[全話読めます]ママ友付き合いやめました

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