どんな子でも大丈夫【1】 ~園庭の隅にばかり居た息子の現在~

こんにちは!mamanです。

最近、暑くなってきたので、虫も増えてきましたよね。

私は虫が大の苦手なので、家の中で虫を見つけたときは、夫か息子か、我が家のメンズ達に対処してもらいます。

家の中に虫を触れる人がいるということは、助かりますね(苦笑)。

高校生になった息子は、自分から積極的に虫を捕まえたりすることは、さすがにもうありませんが、小さい頃は、毎日のように何かしらの虫を捕まえてきては、玄関の虫かごにコレクションしていました(ついでに拾ってきた石や小枝もコレクション)…。

石や小枝が転がり、虫の羽音がする玄関を数年間キープ…。

私にとっては苦行でしたが、今の息子の姿を見ると、あの頃、好きにさせておいたのが良かったのかなと思うこともあります。



園庭の隅に1人で居た息子

うちの息子は、幼稚園の頃、お迎えに行くと、1人で園庭の隅にうずくまっているような子でした。

お友達と遊ぶ時もあるけれど、自由遊びの時間になると、たいてい1人で園庭の隅っこの方の日陰エリアに1人で行って、1人で何かしている…そんなところのある子だったのです。

母としては、他の子達のように、太陽がさんさんと降り注ぐ園庭の真ん中で、キャーキャーと歓声を上げながら、お友達と走り回ったりしていてほしい気持ちがありました。

でも、我が子は、園庭の隅っこの日陰で1人、じっとうずくまって、背中をこちらに向けています。

何をしているのだろうと思ってそばへ行ってみると、ひたすら泥団子をこねたり、虫を追いかけたりしているのです。

「好きなことを存分にさせ、邪魔をしない」という園の方針もあって、じっと見守りましたが、「この子の人生は、ずっと隅っこの日陰で1人なのだろうか」と、心配になったものです。

そんなある日、息子と同じ組の男の子のお母さんに、こう言われました。

「◯◯君(息子)のおかげで、うちの子、虫を触れるようになったんですよ〜。」

お話をうかがうと、その子は虫が怖くて触れなかったので、お母さんとしては「もっと自然に親しんでほしい」と思っていたところ、うちの息子がヒョイヒョイと虫をつかんでは持ち上げるのを見て、その子もカブトムシを持てるようになったということでした。

虫を通じて、お友達とコミュニケーションが取れていた…。

しかも、良い影響を与えてもらったと、感謝までされている…。

「い、いえいえ、こちらこそ、うちの子と遊んでくれて、ありがとうございます!」

じんわりと嬉しさがこみ上げました。



「園庭の隅っこ」息子の現在

そんな息子が、今、どんな高校生になっているかというと…。

やはり、小・中とも理数科目が好きだったので、高校は理数系コースに進学し、さまざまな課題研究に勤しんできました。

課題研究とは、数名でグループを組んで、自分たちでテーマを決めて問いを立て、実験などでデータをとって検証するものです。

自分の興味を深掘りするという意味では、幼稚園時代に、園庭の隅っこで1人でやっていたことと変わりませんね(笑)。

まだ将来的にどんな職業に就くかまでは絞り切れていませんが、理数系の仕事で社会に貢献したいと考えているようです。

あの頃、幼稚園のお迎えの時、

「もっと日当たりの良い所で、お友達と遊んだら?」

とか、

「毎日、石を拾ってきたり虫を捕まえてきたりするのはやめて。」

などと、言わなくて良かったなと思います。

(喉まで出かかっていましたけど)

たとえ親の望むこととは違っていたとしても、子どもが好きそうなことはそのままやらせてあげた方がいいということは、あの頃の私も、知識としては知っていました。

でも、育児18年目になる最近になって、やっと、「実感としてわかってきた」というか、「腑に落ちた感」があるんですよね。

あの頃の自分に言ってあげたいです。

「ずっと隅っこの日陰に1人で居ても、大丈夫だよー!」

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