[15・完]言うべき言葉はわかってるけどモジモジ。今、私が娘にかけるべき言葉は・・。人見知りな娘と挨拶してほしい私|和栗家の日々

前回のお話
人見知りでなかなか挨拶ができないみーちゃんに悩んでいた和栗ぐりさん。一度は挨拶ができるようになって安堵するも、それはみーちゃんがとても無理をしていてストレスになっていたと気付きます。それからはみーちゃんの気持ちに寄り添い見守ってきた和栗ぐりさん。その後、弟のはーくんがお喋りができるようになると、誰にでも元気いっぱい挨拶をするはーくんに続いて挨拶をするようになり、変わり始めたみーちゃん。あるとき、和栗ぐりさんのお友達からプレゼントをもらったみーちゃん、さぁ、どうするのでしょうか・・・?

人見知りでもこれだけは。[15]



「みーちゃんにプレゼント。はい、どうぞ」
お家に遊びに来た和栗ぐりさんのお友達が、みーちゃんにクマのぬいぐるみをプレゼントしてくれました。

プレゼントを受け取ったみーちゃんは・・・モジモジ。

そんなみーちゃんを見た和栗ぐりさん、以前なら「なんて言うんだっけ?」「ありがとうは?」などという言葉が口から出てしまう場面ですが・・・

(きっとみーちゃんも言うべき言葉は分かってる。それだったら・・・)
と考えて・・・


「みーちゃん」
言いたいけど言えずモジモジしているみーちゃんの隣にしゃがみ、優しく声をかけます。

「もらえてよかったね!嬉しいねぇ」
みーちゃんの気持ちを言葉にして問いかけました。

みーちゃんは
「うん!」
と満面の笑み。

「気に入ってくれて良かったー!」
プレゼントをくれたお友達も嬉しそうです。

口に出す勇気がまだ出ないみーちゃんの気持ちを和栗ぐりさんが言葉に・・・。
みーちゃんの「ありがとう」と「嬉しい」の気持ち、ちゃんと相手に伝わりましたね!

[完]

次回、和栗ぐりさんの連載は「ショッピングモールのキッズスペースで出会ったママの話」です。お楽しみに!
[1]立ち尽くす知らないママがふと目に留まった。キッズスペースで出会ったママの話

和栗ぐり
長女みーちゃん、長男はーくん、1歳7ヶ月差の年子姉弟の日常を描いてます。
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挨拶やお礼、謝罪の言葉・・・もちろん大切なことなので子どもにちゃんと言えるようになってほしいもの。でも、それが簡単にできてしまう子もいれば、わかっていても言葉にして口に出すことがなかなかできない子もいますね。自分の気持ちをどんな場面でどんな言葉で表したら良いのか、今きっとみーちゃんはママの力を借りてたくさん蓄えているはず!みーちゃんのこれからも見守っていきたいです!
[ママ広場編集部]

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