4歳息子は、昨年からお風呂に貼ったひらがな表を毎日見ているうちにひらがなを覚えてしまった・・・はず、でした。
でも実は、ひらがな表に描いてある「絵」を見ていただけで、「文字」を理解してはいなかったという事実が判明したのです。 その時のことはコチラの記事に書いています。
ひらがなは3歳で完璧に読めた!はずが・・・。4歳年中になって発覚した驚きの事実・・・!
この話をワーママ同僚にした時に教えてもらった、「KUMONのひらがなカード」を買ってみました!
・・・思ってたより大きいな。
うちのトラのように、ひらがなを文字として理解していないのでは?という不安があったり、遊びながら家庭学習をさせたいパパママさんに、このひらがなカードを買って大正解だったことをただただ聞いて欲しくて仕方がない、レビューというか、もはや『うちの子レポート』をしたいと思います(笑)。
実はひらがなに対して少し苦手意識の芽生えが見え始めていました。
息子の通う保育園では学研プレイルームを導入していて、週1回、かずや文字、線の引き方などを教わっています。 プレイルームは気に入っているようで、持ち帰ったワークを見せながら「ママにもおしえてあげるね」と言って一緒に復習をするのも楽しそうなのですが、ひらがなになると少しテンションが下がるようになりました。 わからなくて途中でふざけ始めたり、思い出そうとする様子もなく適当に「あ」「た」「く」と思いついた文字を言ったりするのです。そうなると私が「ふざけない!」「そんなのな~んにも面白くないよ。」と言うので、わからないしママは怒るし、このままでは「トラちゃん、ひらがな苦手!」「ガッケンやらない。」と言い出しかねない雰囲気。 あまり強制するのは良くないという思いで、「今日はおしまいにしようか。また明日やろうね。」と言うと、見放された気持ちになるのか、慌てて「やりたいよぅ!もう一回やる!」と半泣きなのに、じゃあやろうと始めるとやっぱりふざけ始める、その繰り返し。 さらに、仕事から帰った夫が毎日のように「今日は学研やったの?ママに教えてあげた?」と聞くのが息子にとってはプレッシャーになっていたのかもしれません。 私が在宅勤務の日に息子は保育園を休んで家で過ごすことがあるのですが、一人で過ごさなければならない息子のすることといったら専らYouTube、なりきりウルトラマン(または恐竜)、ごっこ遊びで、お勉強という選択肢はまずないです。それを夫に「少しは頭を使わせるようなことさせて」と言われると、私だって仕事をしているのに!と息子を通して自分が責められている気がすることと、息子に勉強勉強言わないでよ!(←自分の事は棚に上げている)という苛立ちのせいで、息子に少し勉強させたいだけの気持ちは夫婦同じのはずなのに、誰にとってもハッピーな雰囲気にはならなくさせていました。
息子がまだひらがなを理解できない + 親が学びの空気を悪くさせている = 勉強嫌いになる
こんな図式が頭に浮かびました。これではいけない。ぜんっぜんダメなパターン。
初心にかえろう。たのしもう。
そもそも4歳の今、ひらがなを絶対に理解させなければいけないとは思っていなかったのに。
プレイルームで習ったことを、得意げに「おしえてあげる」と言ってくれる息子の楽しい気持ちを継続しながら家庭学習をして、理解につなげたかったのに。
勉強だって、遊びと同じように楽しくなくっちゃ!
ワーママ仲間の存在は本当にありがたいもので、 私が今まさに欲しいと思っていたひらがなカードを教えてくれました。
早速アマゾンで購入。 早いよね~、便利よね~。
翌日に届いたひらがなカードをさりげなくキッズテーブルに置いておくと、 「あれ?ママ、これなぁに?」 キラキラした顔で息子が聞いてきました。(ヒヒヒ。食いついてきたぞぉ。)
「これはねぇ、カードゲームだよ!ひらがなのゲーム。 オモシロそうだからトラと一緒に遊びたいなぁと思って買ったんだぁ。」 ”ゲーム”、”一緒に遊びたい”というワードに息子は興味津々です。
ひらがなだとも言ったけれど、興味は変わらない様子。よかった、まだ嫌いにはなっていなかった~。
こんなに違うの?昨日までの姿がウソみたい
思っていたより大きいカードです。とても見やすい! そして、かなり丈夫な紙素材。
裏面にはわかりやすく大きなイラストが描いてあるので、文字を答えたあと、めくって確認できます。
そして右下には小さく英単語も書いてあるので、長く使えそうです。 プレイルームでは、あ行~た行を既に習いました。
よし、最初の目標はあ行だけ覚えること!
まずは、あ行だけをバラバラに置いて、「この字はな~んだ?全部のカードわかるかな~?」 「これはね、『え』!」めくって、鉛筆の絵を確認すると、「ほらっ、えんぴつの、『え』!」 大正解!楽しそうに、でも真剣に、他の字も探そうと前のめりで見ています。
いいねいいね、この感じ。
「これはね、う~ん、『お』だよ!」と、『あ』のカードを指さしました。 ほんとに?よく見て。
確認してみてごらん。カードをめくり、「あ~、アリさんの『あ』だった~。」と残念そう。間違えたらまだ残っている他のカードとシャッフルして置き直します。
その間もずっと集中。わからなくて、すぐにふざけてしまっていた昨日までがウソみたい! 「これはね、『い』だよ。ちょっと『こ』に似てるね。」 ほんとだ。『い』が寝んねすると『こ』みたいだね。
文字の形を覚え始めています!やった! 5枚のカードを全部読めると、少し混乱していた『あ』と『お』を並べて違いを確認したり、 何度か間違えた『う』のカードを見て、ウナギに似てるねぇと形を覚えるように復習しました。
すると、「ボクね、もっとできるよ!」と。 その日はか行までやりました。
全部で10文字のひらがなを答えることができたら、最後に「10こもできちゃったね。パパにも見せて」と言うと、嬉しそうにカードを1枚ずつ夫に見せながら「パパ見て!『あ』!」カードをくるりとめくって「アリさんの『あ』!」 まるで生徒にひらがなを教える先生のようです。
息子の得意そうに夫に見せる様子を見て、1日に覚えたことの総復習には、このように誰かに教えるようにアウトプットするやり方は有効かなと思いました。
ひらがなカードを買って本当に良かったです。
ひらがな復習 + 楽しさ - 息子がまだひらがなを理解できない = 勉強がおもしろい
ひらがなはこの調子でどんどん覚えられる気がして、嬉しくなりました。 息子は「今日もさ、夜ご飯食べたらカードやろうね。」と言っています。