年末年始の家族団らんにオススメ!! 計算力も身につく?!花札より簡単な『虫札』で遊ぼう!!

花札は、知っている方が多いかなと思うのですが、花札よりも少ない枚数で遊べる、『虫札』ってご存知でしょうか?
私の祖父母の家ではなぜか虫札が定番で、お盆に田舎に帰ると夜は決まって虫札。
虫札は2人で遊ぶので、遊ぶ相手を見つけるのも簡単。
パチン、パチンと、札がぶつかる音が心地よく、従兄弟や祖父母と夜遅くまで遊んだのは、今でもとても大切な思い出です。
大人になってからはあまり遊ぶ機会がなかったのですが、ネットで見つけたアイテムに一目惚れ!
そして、我が家に虫札ブームが訪れたのです…!

 

可愛すぎる! マリオの花札セット

ネットで見つけたのは、こちら。

もともと任天堂って、花札やトランプを作っていた会社なんですよね。
(そういえば田舎で遊んでいたときに使っていた、ふる~い時代物の虫札も任天堂のもので、「大統領」って箱に書いてあったな~)
こちらの商品は花札ですが、花札から「牡丹」と「萩」の札の計8枚を抜いたものが虫札となります。
なので、虫札で遊びたいときは、花札から8枚の札を予め避ければオーケー!
花札があれば、花札も虫札もできちゃいます。

このマリオ花札、柄があまりにかわいいので、一部ご紹介しちゃいます。
まずは勝負中、ゼッタイ取りたい高得点の20点札。

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マリオ、クッパ、ピーチ姫と言った不動のレギュラー陣の中に、なぜか紛れてるテレサ。
満月の図柄にはぴったりですけどね〜。

そして、ちょっと気になったのが姫キャラの扱い。
女の子キャラの多くは桜の札に配置されているのですが……
ピーチ以外の配置はこんな感じ。

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ギリギリ5点の赤たん札のロゼッタはまだいいとして、デイジーはキノピコと同じ1点札。
デイジーだって、一応姫なのに……!
姫格差アリ??

そして格差といえば、マリオの永遠のライバル(?)、弟ルイージ。
兄マリオは、20点札にベビーマリオも含めると2回も登場しているのに、なんと弟は10点札のみ。

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坊主札の20点は、テレサに取られちゃってる!
『兄より優れた弟など存在しない』
ってことでしょうか(笑)

個人的に、もっとも元の札の柄をうまく生かしているなと思ったのが、クッパ一家総出の桐札。

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よーく見ると、コクッパが勢ぞろいしていて、芸が本当に細かい!!
めっちゃ気に入ってます♪

そして、元の絵に上手に擬態してるなと感心したのがこの3枚。

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全部の札にキャラが隠れているのですが、分かりますか〜???
特に松が見つけにくい!

 

虫札のルールとは? 花札とは違う??

ここで、虫札の簡単なルールを説明します。
※我が家で遊んでいたルールなので、正確なものは説明書などでご確認くださいね

スタートは「場8の手8」。
つまり場に8枚、手札として相手と自分に8枚ずつ配り、残りは山札として置いておきます。
先手は自分の手札を一枚場に出し、山札から一枚めくります。
場に出す時とめくった時、桜同士、藤同士など、柄が同じ札は自分の持ち札としてゲットできます。
※雨札のみ、1組取れば残りの1枚ももらえる、ちょっとお得な札。
雨札の1点は鬼札となり、なんと全カードがゲットできるというジョーカー的なもの。
この鬼札の存在が、ゲームをぐっと面白くしてくれます!
先手と後手が交互に同じように札を取り、手札と山札がなくなれば終わり(同時になくなります)。
その後、とった持ち札の点数を数えて多い方が勝ち。
全点数の真ん中が115点なので、115点より多く点を取れば、勝ちです。

また役が3つかあって、

  • 五光:全20点札を取る→30点
  • 三光:松と桜の20点と、鶯札(梅の10点札)を取る→25点
  • 桐しま、藤しま:桐か藤を全部(4枚)集める→各10点

役ができればそれぞれ相手からその点数分の札をもらえます。
20点札が○枚、10点札が○枚、5点札が○枚、1点札が○枚。
それに役ができたら+○●点!
勝負がかかってるので、子供は一生懸命数えてくれます。
115点まで数えたら、残りの点は自分が勝ってゲットした分。
大勝した時は、それはそれはうれしそうに数えてくれますよ(笑)

 

読み&計算で知育にも? 虫札がおすすめなワケ

虫札は、花札より役も少ないのでルールが簡単、子どもでもすぐに覚えられます。
そして2人で行うので、相手の手札やねらいを読みやすいという特徴も。
役も少ないので、相手のゲットするカードの優先順位で、相手の狙いがわかりやすい!
狙いがわかりやすい=策も講じやすい。
なので、子どもも彼らなりにいろいろな手を考えてきます。
ちょくちょく遊んでいると、その作戦の成長ぶりが楽しい!

最初の頃は、キレイなカードや点が高いカードだけを一目散に狙いがちですが、だんだん成長してきます。
また、一回ごとの勝負もいいですが、10回など回数を決めて勝負して、「勝った回数」ではなく「取った総得点」で勝負するというのも面白いです。
勝ち点を足していくため、計算の回数も増えるのでおススメ。
役をたくさん決められて大敗すると、持ち点がマイナスになってしまうこともあるので、より計算は複雑になりますよ〜。

古典的な日本のカード遊びなので、お正月、みんなが集まった時にもぴったり!
クリスマスプレゼントにもいかがでしょう??
そして、さすがは任天堂。
なんとポケモン花札もありました!

私は世代的にマリオなのですが、ポケモン好きの方はこちらもご検討ください〜!
やっぱりピカチュウ、めっちゃかわいい!!

そしてマリオもピカチュウも好きだというあなたには、こんな商品も!

また、任天堂ではありませんが、ドラクエ花札、キティちゃん花札、ディズニー花札なんていうのもありました。

お好みでいろいろ選べますね!
この冬は、花札や虫札で遊んではいかがでしょう~??^^

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