[19]花泥棒|姿を現した娘の友達が突然頭を下げて、驚きの告白をする

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前回のお話

かなさんは、小学5年生のさくらちゃんのお母さん。ある朝、庭で大切に育てていたチューリップの花が何者かによって千切られていることに気付きます。チューリップは前日の夕方までは無事だったため、犯行はその後だと推測。同僚から「近所の子どもじゃない?」と言われたことを思い出し、さくらちゃんの友達大地くんを疑います。一方で、ご近所の城坂さんも犯人候補に。チューリップに詳しく、「花を摘み取ると球根に栄養が回る」と話していたことが、かなさんにはどうしても引っかかっていました。しかし決定的な証拠は見つからず、時間だけが過ぎていきます。そんな中、残っていたチューリップまで切り取られてしまいました。かなさんは防犯カメラの設置を提案しますが、さくらちゃんはまさかの反対。その反応を見て、かなさんは一瞬「犯人はさくらちゃんなのでは」と頭をよぎりますが、娘がそんなことをするはずがないとその考えを打ち消すのでした。実はさくらちゃんが反対したのには理由がありました。数日前、庭で大地くんの弟海斗くんがハサミを持っている姿を見かけ、「犯人は海斗くんなのでは」と思い込み、かばおうとしていたのです。しかし、それは誤解でした。海斗くんはチューリップを切ったのではなく、お母さんへのプレゼントを作るためにハサミを使っていただけだったのです。誤解が解けてほっとしたのも束の間、城坂さんが「防犯カメラに不審な人物が映っていた」と言い出します。かなさんとさくらちゃんが映像を確認すると、そこには大地くんと思われる人物が映り込んでいたのでした。城坂さんが言うにはこの後何もせずどこかに行ってしまったらしく、いったい何の用が?と首を傾げます。すると海斗くんが「お兄ちゃんに聞いてみよう」と窓の外に呼びかけると、大地くんが気まずそうに姿を現しました。

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最初に無くなった花にくっつけようとした?

防犯カメラに映っていたのはまさかの大地くん。私はびっくりして、何か用があったのかと城坂さんに聞けば、魔女と呼ばれている自分に用がある小学生なんていない、と言います。この後大地くんは何もせずどこかに行ってしまったらしく、いったい何の用が?と首を傾げていると、海斗くんが「じゃあお兄ちゃんに聞いてみよう!」と窓の外に呼びかけます。すると大地くんが気まずそうに姿を現しました。

私がびっくりして「大地くん!なんでそこに?」と声をかければ、大地くんは言いにくそうに「みんなが魔・・・ここに行くのが見えたから、海斗も一緒だったし・・・気になって。」と言います。

大地くんの言葉に、私は「さっき城坂さんに映像見せてもらったの。庭に来てたよね?ここで何してたの?もしかしてうちのチューリップ・・・」と恐る恐る聞きます。すると黙り込んだ大地くんがおもむろに、

「すみませんでした!!」と大声で謝りながら頭を下げます。私たちはびっくりして彼を見つめました。

そのまま泣きそうな顔で「俺さくらんちのチューリップ切った・・・最初に無くなった花のところにくっつけようと思って・・・。」と告白しますが、大地くんの言葉に私達は首を傾げました。花を他からもってきてくっつける、とは・・・?

「海斗が花取っちゃったと思って・・・こいつ花好きだから。だから他から持ってきてくっ付けたら怒られないかなーって・・・。」申し訳なさそうに項垂れる大地くんに、さくらが「え、でもでも、そしたら切ったところはどうするの?」と聞きました。

大地くんが2回目のチューリップを切った犯人でした。他所の家の花を切ることはいけないことなので、きちんと反省してもらわないといけませんが、無くなった花につけるため、というのはなかなか斬新ですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

監修・校正:ママ広場編集部 編集:石野スズ
脚本・作画:めめ

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