[17]花泥棒|チューリップの前にしゃがみ込む謎の人影。防犯カメラに映っていたのは娘の友達だった

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前回のお話

かなさんは、小学5年生のさくらちゃんのお母さん。ある朝、庭で大切に育てていたチューリップの花が何者かによって千切られていることに気付きます。チューリップは前日の夕方までは無事だったため、犯行はその後だと推測。同僚から「近所の子どもじゃない?」と言われたことを思い出し、さくらちゃんの友達大地くんを疑います。一方で、ご近所の城坂さんも犯人候補に。チューリップに詳しく、「花を摘み取ると球根に栄養が回る」と話していたことが、かなさんにはどうしても引っかかっていました。しかし決定的な証拠は見つからず、時間だけが過ぎていきます。そんな中、残っていたチューリップまで切り取られてしまいました。かなさんは防犯カメラの設置を提案しますが、さくらちゃんは「犯人を見つけなくていい」とまさかの反対。その反応を見て、かなさんは一瞬「もしかして犯人はさくらちゃんなのでは」と頭をよぎりますが、娘がそんなことをするはずがないとその考えを打ち消すのでした。しかし、さくらちゃんが反対したのには理由がありました。数日前、庭で大地くんの弟海斗くんがハサミを持っている姿を見かけ、「犯人は海斗くんなのでは」と思い込み、かばおうとしていたのです。しかし、それは誤解でした。海斗くんはチューリップを切ったのではなく、お母さんへのプレゼントを作るためにハサミを使っていただけだったのです。それを知ったさくらちゃんは、ほっとしたのか涙を流し、海斗くんに謝罪。そして同じようにさくらちゃんを疑っていたかなさんも頭を下げ、それぞれの誤解が解けたのでした。

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防犯カメラに映っていた人物は誰?

チューリップを盗んだ犯人だと疑われた海斗くんとさくらでしたが、それは大きな勘違いで、2人は犯人ではありませんでした。すると城坂さんが、「うちの防犯カメラに不審な人物が映っていた」と教えてくれました。もしかしたら、その映像がうちのチューリップを切った犯人につながる手がかりになるかもしれない・・・そう思った私は、城坂さんに防犯カメラの映像を見せてもらうことにしました。

私たちは防犯カメラに映った人物を確認するため、城坂さんの家へ向かいました。目の前に広がる豪邸を見て、思わず言葉を失います。我が家の何倍もありそうな大きさに、「わぁ・・・」と感心してしまいました。家の中も広々とした造りで、海斗くんは嬉しそうにあちこちを駆け回ります。

高級そうなインテリアの数々に見とれていると、城坂さんが「これよこれ」と言いながら、防犯カメラのメモリーカードを持ってきてくれました。私たちはモニターの前に座り、不審な人物が映っているという防犯カメラの映像を確認します。

映し出された映像には、城坂さんの家の庭が映っていました。そこには、色とりどりのチューリップがずらりと並んでいます。するとそのとき、小さな人影が画面の中に映り込んできました。

見たところ、人影は子どものようでした。キャップを被っていて、しかもカメラに背を向けているため、顔までは確認できませんでした。ですが、その子はしばらくチューリップの前にしゃがみ込んだまま動きません。たしかに怪しい・・・。

もしかしたら、うちに来た花泥棒と同じ人物なのかもしれない。そう思っていると、モニターを見た海斗くんが「あ、おにーちゃん!」と声を上げました。その言葉に、城坂さんとさくら、そして私は思わず顔を見合わせます。映像に映っていた人物は、さくらの友達であり、海斗くんのお兄ちゃんでもある大地くんだったのです。

城坂さんの防犯カメラに映っていた不審な人物は、まさかの大地くんでした。防犯カメラの映像には、実際にチューリップを盗んでいる様子までは映っていませんでしたが、これだけ不審な動きをしていると、疑わざるを得ませんよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

監修・校正:ママ広場編集部 編集:石野スズ
脚本・作画:めめ

最新のコメント
  • まなま より

    長すぎる。引っ張りすぎと思うのは、私だけでしょうか。

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