私の思い出の卒業ソングたち。今でも熱唱したい名曲ばかり!

最近、長女(小3)が卒業式で歌う歌を家でもよく練習しています。
曲は「大切なもの (作詞・作曲 山崎朋子)」
私は知らない曲だったのですが、すっかり覚えてしまいました。
メロディも歌詞も素敵な曲です。
「ぼく」と「君」が過ごしたかけがえのない時間。
当時は気づかなかったけれど、それがいかに「大切なもの」だったか。
「ぼく」にとって「君」がいかに「大切なもの」だったか。
大人が聞いても、ジーンとしてしまいます。

こういう「ぼく」と「君」の関係が出てくる歌、大好きなんです!!
BUMP OF CHICKENの「天体観測」や、
ZONE>の「secret base ~君がくれたもの~」とか。
(こちらはアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」のエンディングでも使用されていて、そちらも本当に良かったです!)
子供の頃、当たり前のように一緒にいた「ぼく」と「君」が、大きくなった時にその存在の大切さを知る。
歌詞に出てくる「君」は男の子なのか、女の子なのか。
どちらにも取れる感じで、想像すると、ドキドキしてしまいます。

ちなみに長男は上記の3曲とも「君」は男の子だと思っていて、友情の歌に聞こえるようです。
長女は「君」を女の子だと思っていて、友情とちょっと淡い初恋の歌に感じるよう。
私は……う~ん。
どっちもアリ!!
子供の頃の友情も、淡い初恋も。
この年になるとおんなじくらい儚くて尊い、ノスタルジックな気分にさせてくれる記憶ですね。

この「大切なもの」という曲は、2部合唱になっているそうで、長女にとっては初の合唱曲となりました。
下パート担当らしく、メロディラインにつられないように、必死に練習しています。

それにしても、卒業ソングは本当に名曲が多いですよね。
突然ですが、私の思い出の卒業ソングをご紹介します!

贈る言葉

なぜか小学校の卒業式で毎年歌っていました。
歌詞も大人向きなんですが、冒頭の「暮れなずむ町」という表現が小学生の私には耳慣れない感じで、すごく印象に残っています。
「求めないで 優しさなんか 臆病者の 言い訳だから」
小学校では「優しさ」って絶対的な正義という感じで出てくるので、この歌詞も結構衝撃でした。
思い出すと、みんなで歌ったはずなのに、頭の中では武田鉄矢さんの声で流れます(笑)
今でもフルで歌えます! 好きです!!

巣立ちの歌

「花の色 雲の影」という詩的な歌詞で始まるこの曲。
卒業式のクライマックスで歌って、号泣した記憶のある曲です(笑)
今の口語とはちょっと違う歌詞ですが、落ち着いた曲調にぴったりで、じーんとします。
思い出を「過ぎし日の窓に残して 巣立ちゆく 今日の別れ」という歌詞がとても好きです。

旅立ち

「悲しいときもうれしい時も 旅を続けて行く限り 僕らは友達」
という歌詞が、余計に別れを意識させ、当時とてもさみしさを感じさせられました。
振り返ってみると、卒業式以来会ってない友人って、結構いますよね……。

ともだちはいいもんだ

在校生側に歌われることも多い名曲です。
「みんなはひとりのために ひとりはみんなのために」
易しい言葉で紡がれていますが、実践するのは難しい。
大人になっても忘れたくない歌詞ですね。

若い翼は

これは、先生方が卒業生を送り出すときに歌ってくれた歌です。
「まだ知らぬ 未来求め 若い翼は 大空仰ぐ」
何があるかは分からないけど、その若さと力を信じて、未来に向かって進んでほしい。
こんなメッセージが込められていて、今だと私が子どもたち向けて歌いたくなりました。

仰げば尊し

永遠の定番だと思いますが、歌詞がちょっと難解で、最近は歌われる機会が減っているそうです。
音楽のテストで、歌詞の穴埋めと意味を答える問題が出た記憶があります。
「思えばいととし この年月」を、初めて聞いたとき、「思えば愛おし」だと勘違いしてしまいました。
「いと疾し」で、すっごく速いってことなんですよね。
年を重ねるにつれて、年月の流れるのが早く感じる今日この頃。
古き良き日本語って感じで、とても好きな歌です。

以上、私の記憶から思い起こした卒業ソングをご紹介しました。
みなさまの思い出の歌は、どんな曲ですか??
春は、出会いと別れの季節ですね。
子供たちにも、素敵な曲と一緒に、素敵な思い出が残るといいなと思います。

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