[6]マンションなのに2mの鯉のぼり|義母好みの兜よりお祝いを包んでほしい。夫がストレートに伝えて激怒。

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前回のお話

4年前、雛人形をお義母さんに勝手に決められてしまったいよさん。「五月飾りこそ私が決めたい・・!」と思っていたのですが、義母に押し切られお店に一緒に行くことになりました。立派な兜のなかに小さくて可愛らしい兜を発見!いよさんは「子ども達も喜ぶと思います」と提案するとも「大きいのを買いなさい」とバッサリ否定されてしまいました。

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ストレートに要望を伝えた夫

結局その日は義母にとって良いものが多く、1つに決めることはできませんでした。「でも急がないと!いよさん、今週末までに選んでおいてー」と義母に言われてしまいました。私は気に入った兜があったし、義母にも伝えたのですが、義母は認めないようです。

その夜、夫に今日の出来事を話すと「母さんまた暴走してんな・・うちにこんなデカい飾り置く場所ないよね。後で電話しとくよ」と私の思っていたことを言ってくれたので安心していたのですが。

夫が義母に「大きな飾りは置く場所がないから要らない」と伝えてくれた翌日、「いよさん!貫太から電話があったんだけど!あの子、『兜飾りは要らない、その分お祝いに包んでくれ』って言うのよ!?ねぇ!どう思う!?」と義母から怒りの電話がきました。正直、夫に大賛成。それにしてもドストレートに伝えたな。

「いのくんのお祝いなのに、なんてこと言うのよね本当・・いよさん説得しておいてね!」と言いたいことを言った義母は一方的に電話を切ってしまいました。えぇ、私が説得?

「お義母さんが立派な兜飾りを買いたいのはいのの為だし・・成長を楽しみにしてくれてるんだし・・こはもう腹をくくって・・」と、結局五月飾りも義母の希望に従おうかと思っていると「おかーさん?」とひなが声を掛けてきました。

「ひな・・大きなひな壇、出すの大変だったなぁ。飾ったお人形見て怖いって泣いてたっけ。
本当大変だったいろいろ・・・今でも泣いちゃうしね」とかそんなことを考えていたら、「やっぱりイヤだ!家に合うのを飾りたい!!」と強く思ったのでした。

毎年のことなので、大きすぎる飾りは出すのもしまったりも大変ですよね。それに、やはり息子のための五月飾りを母親である自分が選びたい気持ち、わかります。

ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

脚本・編集・作画:めめ  
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く3児の母。

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