[2]マンションなのに2mの鯉のぼり|必要ない立派な兜と鯉のぼり。義母から「ちゃんとしなきゃ」とダメ出し。

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前回のお話

いよさんは娘のひなちゃんと息子のいのくんと夫の貫太さんの4人暮らし。ある日、家に義両親が訪問することになりました。義両親が家に遊びに来て、お茶を飲んでいたところ「いのくんの兜のことなんだけど」と義母から突然切り出されました。

義母の「ちゃんとしなきゃ」攻撃

「兜・・ですか?・・あ、こどもの日の!?」と言う私に「もう!そうよぉ~、忘れちゃってたの?可哀想じゃない!ちゃんとお祝いしてあげなきゃ!」とお義母さんは笑いました。

そう言われて「あ、ははは・・・」と引きつる私。もちろん子どもの日を忘れてなどいません。

「兜飾るでしょう?あと鯉のぼりも!もう用意してあるの?」とお義母さんから聞かれ「えーっと・・・」と言葉を濁します。恐れていたことがとうとうやってきた。そんな気持ちでした。

なぜなら、反対されそうだったのでずっと話題にしないようにしていたのですが、子どもの日のお祝いは小さい鯉のぼりを飾ってささやかに・・と考えていたのです。
「兜・・は、うちアパートだし、置く場所がなぁ~って・・」答えると

案の定「だめよ!こういうのはちゃんとしてあげなきゃ!」とお義母さんから言われてしまいました。

「出た!必殺『ちゃんとしてあげなきゃ』攻撃!!ほらきた!やっぱりぃ!」と心の中で思った私。ささやかなお祝い、とか、兜は飾らない、なんて義母に通用する気がしません。

私は「お義母さんが言う兜って多分立派なやつだ。うちはアパートだしスペース的にも厳しいっ・・・」と察しました。

義理の両親が孫を想って立派にお祝いしたい気持ちはとても嬉しいですが、スペースの問題や好みがありますから、ここは親に決めさせてほしいですよね。

ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

脚本・編集・作画:めめ  
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く3児の母。

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