「もし同じようなことがあったら・・次はない」夫に念押し

私の実家でショウタを話し合うことになりました。
義父を思う気持ちは理解しつつもショウタがとった行動は父親として最低だと思ったと伝えました。謝るショウタに、「どうして義父にそこまで肩入れするのか?」と不思議に思っていたことをたずねました。「自分は、本当は一緒に暮らしたかったのに、母さんが邪魔したのかなって思い始めて・・」
「だから、マミに父さんのこと言われても、『どうしてわかってくれないんだ』って意固地になっていた部分はあると思う。今日のことだって、父さんの家に泊まれるのをマミに反対されて。どうして、みんな父さんを蔑ろにするのかってムキになってたんだと思う・・」ポツリポツリと話し出したショウタ。

「でも、買い物から帰ってきて泣いているユウスケをみたら、自分の小さい時のことを思い出したんだ。俺も同じだったんだって。その時に母さんとマミが来たんだ」

「あんなに怒りを顕にしている母さん、初めて見た。母さんは、本当に父さんに会いたくなかったんだなって・・ようやく気づいたんだ。マミにもユウスケにもひどいことしたって、本当に反省してる。本当に・・ごめん」
ショウタにそう言われた私は何も言えませんでした。

そして、「ユウスケを安易に父さんに任せたりしたこと、悪かった・・これからは、父さんとも距離を置く。母さんにもそう伝える」ショウタの提案を、私はただ黙って聞いていました。

「わかった。ショウタのこと信じるよ」私がそう言うと、「・・マミ」ショウタがホッとしたように言いました。この人と結婚して寄りそうと決めた日から、私にはわからないお義父さんへの気持ちがあるんだと、モヤモヤしながらも口に出さないようにしていました。ショウタが意固地になっているのもわかっていましたし、好きにさせることで、その意固地になった気持ちが解れていくかもしれないという期待がありました。そしてなにより、ユウスケに被害がでていなかったからです。でも、今回の件は到底我慢できるものではありませんでした。
「でも次に同じようなことがあったら・・」そう私は切り出して、

「次はないから」とニコっと微笑みながらいいました。
ショウタの今までの行動や言動は日記にしっかりつけています。どんな時にショウタがお金を使ったかも記録してあります。彼に見せてはいませんが離婚届も準備し、お義母さんにも自分の気持ちや状況は都度伝えていました。お義母さんからは、どんな判断をしても、私の気持ちを尊重するという話と、別れた夫の行動と息子の育て方について謝罪もありました。結婚は今まで育った環境が違う2人が生活していく。ぶつかることも意見の食い違いもあるでしょう。でも、私が許すのはここまでです。
本当にもう次はない、ショウタにはしっかり心に刻んで欲しいと思っています。
※ストーリーは実話を元にしたフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:マキノ
元気姉弟を子育て中の主婦。
SNSで育児絵日記を描いています。
![ママ広場 [mamahiroba]](https://mamahiroba.com/wp-content/themes/mamahiroba-2024/images/common/logo.webp)



この夫、実父の問題点や、実母の苦しみを真から理解しているように思えないよ。
今までの夫の言動は両親、妻、祖母それぞれからその時の状況や思いや話を聞いてもいないのに、上っ面だけを聞いて、誰に相談することもないまま自分勝手に解釈して動いている。
一番ヤバいのが、感情に流されすぎて他人の意見に一切耳を貸さなくなるところ。
いずれ同じことが起きそうな臭いがプンプンする。妻は夫のそういう性格も頭に入れて今後の約束をしておかないと、話し合いも出来ないことになりそう。
父親の、両家族交えた食事会での振る舞いを見てヤバい、これは人前に出せない、嫁やその義家族に迷惑がかかる、と思えない時点でショウタ本人も同じくらいヤバい。離婚届書かせてまた同じことがあったら即出せるようにしとかないと、義父みたいな人間は孫にだって平気で集ってくるよ。