夫と息子は予想通り義父の家にいた

私の反対を押し切ってショウタが強引にユウスケを連れて義父の家に行ったかもしれないと義母に連絡すると、義祖母から義父の住所を聞いてくれた義母が車で私の実家まで駆けつけてくれました。
義母の運転で義父の家に向かう途中、義母が「マミさん・・ショウタが本当にごめんなさい」と何度も謝るので「いえ・・お義母さんが一緒に来てくれて心強いです」と義母に感謝。「ショウタもどうしてこんなことを・・」と困惑気味に呟く義母の言葉を聞きながら、私も同じ気持ちでした。

そして義父のアパートに到着。インターホンを鳴らすと、出てきた義父は「あれ?ユキ?」と義母の訪問に驚いていました。「こんにちは。ユウスケくんを迎えに来たの」と単刀直入に用件を伝える義母。

すると、義父は顔色一つ変えず「あーそうか。ま、入れよ」と私たちを部屋の中に招き入れてくれました。中に入ると、床にはゴミが散乱。「うわ・・汚っ!!」と内心思っていると、奥の部屋から「ワーン」とユウスケの泣き声が聞こえてきました。

「ユウスケ!?」と叫び慌てて駆けつけると、私を見て「ママ!!」と涙を流すユウスケと「えっマミ?母さんも・・」と驚くショウタの姿。

泣きじゃくるユウスケを見て「ユウスケ、こんなに泣いて・・一体何したの!?」と聞くと、「いや何も・・」とショウタも困惑気味。「じゃあどうしてこんなに泣いてるのよ!?」と詰め寄ると、「・・僕も今帰ってきたばっかりで・・」とまさかの返答。
義母と一緒に義父のアパートへ向かったマミさん。二人の突然の訪問に驚きながらも、義父は「ユウスケくんを迎えに来た」と聞くとすんなり部屋に入れてくれました。やはりショウタさんはユウスケくんを連れて義父の家に来ていました。マミさんがゴミの散乱した室内に驚いていると、奥からユウスケくんの泣き声が聞こえてきました。慌てて駆けつけたマミさんが見たのは、大粒の涙を流すユウスケくんの横であたふたするショウタさん。何があったのかと詰め寄るマミさんに、ショウタさんは「今帰ってきたばかりで・・」と困惑気味に答えました。
たまに会うおじいちゃんの家とはいえ、突然ママと離れて知らない場所に連れてこられたユウスケくんはとても不安だったのではないでしょうか。そんなユウスケくんを残して出かけるなんて信じられません。
※ストーリーは実話を元にしたフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:マキノ
元気姉弟を子育て中の主婦。
SNSで育児絵日記を描いています。
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離婚1択
共同親権にはしない事
これなら連れ去る事も出来ないよ
そろそろ決断しなきゃね
子供が大切ならいい加減離婚を切り出した方がいい。
勝手に連れ出すような男は父親として必要??