[20完]年下義母ができました|恋は誰の手にも入らなかった。騙された義父と搾取し合う男女

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前回のお話

ナツさんの義父、夫カナメさんの父親が、結婚したと思い込んでいた29歳のカズハさん。突然家を出て行ってしまい家族が呆然としているも義父は信じると言い張り、その後届いたカズハさんからの手紙を読んでお腹の子が自分の子ではないと知っても信じる気持ちは変わらず。その後、突然義父の自宅にやって来たスーツにサングラスの男性に「この人知ってますよね?」とカズハさんの写真を見せられて困惑。「この女はホストに入れあげて借金して、お金も払わずに逃げている」と言われ愕然。言葉をなくしてしまった義父が、「カズちゃんとのことも・・この手紙も嘘なのか・・」と落ち込んでいる頃、カズハさんはルキくんというホストに夢中!「私がナンバー1にしてあげるからね。早くルキの本カノになりたいな」とワクワクしながら言うカズハさんに、「俺も仕事頑張って姫と付き合いたいな」と思わせぶりな言葉を囁くのでした。

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「ちょっといいですか?」罪を忘れウキウキの女性に天罰が下る

お腹に子どもがいると嘘を言い義父と結婚していた(実は婚姻届が出ていなかった)カズハさんが、実はホストに入れあげて借金し、お金を払わずに逃げていることが判明し、絶望的な気持ちになった義父。その話をナツさんから聞いた友達は、「現実世界でそんなことあるんだ・・。ドラマの世界だけだと・・」と驚いて義父を心配しました。
カズハさんからもらった手紙を読みながら、「カズちゃん・・あれは全部嘘だったのか・・」と呟く父親の姿にアケミさんとケイコさんは呆れていました。
その頃カズハさんは、ルキくんというホストに夢中!「私がナンバー1にしてあげるからね。早くルキの本カノになりたいな~」とウキウキのカズハさんに、「俺も仕事頑張って姫と付き合いたいな」と思わせぶりな言葉を囁くのでした。

「ふふ~ん・・」鼻歌交じりでスマホを操るルキくんに、「なに?誰?」と話しかける女性。
「ん~俺の姫だよ~」とスマホを差し出すと、

「・・ぷっ、いつもの痛客じゃん」と鼻で笑って言いました。
「いやいやいや大切なお客様ですから~。なんか、今の仕事がかなり稼げるみたいでさ」ウキウキしながらそう言うルキくんに、「へぇ・・」と女性が返事をしました。

「俺の本カノになるために、頑張ってくれてる健気な姫よ~」嬉しそうに話すルキくんに、
「あらら・・本カノにねぇ。痛客なのに(笑)」笑いながら返事をすると、「それがボクのオシゴトですから~」と笑顔で言うルキくんに、「うわ・・こわ~」そう言いながら二人で笑い合いました。

その頃、ウキウキしながら街を歩いていたカズハさんの後ろから「あの・・ちょっといいですか?」そう言って声を掛けてきたのは警察でした。

「え?」
声を掛けられて無意識に振り返ったカズハさんは、小さく声をあげました。
これまで多くの男性に近づいて妊娠をにおわせて結婚した気にさせ、その都度お金やハイブランドの商品などを貢がせてきたカズハさん。とうとう身元が割れて、逮捕となりました。

子どもがいると嘘をついて結婚を迫り、実際には結婚もしないまま、義父から退職金を全て奪い、姿を消したカズハさん。家族はみんな義父が騙されていると認識していたけれど、カズハさんをまっすぐに信じていた義父は、ある日自宅にやって来たスーツにサングラスの男性2人に、「ホストに入れあげて借金して逃げている」と教えられ、騙されていると信じたくない気持ちでいっぱいに。

その頃、義父を騙したカズハさんは、ホストのルキくんに夢中!ルキくんをナンバー1にして『本カノ』になりたいと、ワクワクしていました。
ルキくんはというと、隣にいる彼女らしき女性に、カズハさんのことを「俺の姫(痛客)」だと話し、「今の仕事がかなり稼げるみたいでさ~。俺の本カノになるために頑張ってくれてる」と二人でバカにしたように笑い合いました。

そして、街中をウキウキしながら歩いていたカズハさんに、2人の男性が近寄ると、「あの・・ちょっといいですか?」と声を掛け、無意識に振り向いたカズハさんは、「え?」と声をあげました。悪いことはもうできません。とうとうカズハさんは逮捕されました。

カズハさんの罪が全て明らかになって、義父の気持ちが少しでも癒えることを願うばかりですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:マキノ
元気姉弟を子育て中の主婦。
SNSで育児絵日記を描いています。

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