[19]年下義母ができました|「早く本カノになりたいな」夢中なホストのために騙した義父は眼中になし

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前回のお話

ナツさんの義父、夫カナメさんの父親と結婚したという29歳のカズハさんが、突然いなくなって大騒ぎ!にもかかわらず「カズちゃんを信じる」と言い張った義父は、カズハさんからの手紙を見て、お腹の子が自分の子ではないことを知ってもカズハさんの言い訳を信じ、家族は義父を心配。これで終わったかと思いきや、突然義父の自宅にやって来たスーツにサングラスの男性が、次々と名前を出して行方をたずねられ、義父が激怒すると、「この人知ってますよね?」と差し出されたスマホに映っていた写真にはカズハさんの姿が!「この女はホストに入れあげて借金して、お金も払わずに逃げている」と聞き驚いていると、義父が騙されたのと全く同じやり口をスラスラと言われて絶句。「それが彼女の手口だよ」と話す男性に反論する力も失ってしまいました。

1話目から読む

「この手紙も嘘だったのか・・」真実を突きつけられてもなお信じたい義父

突然いなくなってしまったカズハさんから手紙が届き、「お腹の子はたっくんの子ではありません。家族に迷惑をかけたくないから出て行く」と綴られていたのを見ても、やっぱりカズハさんを信じている義父。するとある日、突然自宅にやって来たスーツにサングラスの男性2人に、次々と名前を出され、「知らない!」と激怒。すかさず差し出されたスマホの画面には、なんとカズハさんの姿が!どうやら名前を変えていたらしく、「ホストに入れあげて借金して逃げている」と聞いて絶句していると、「これが彼女の手口」「騙されてたんだよ」と言われ、反論する力もありませんでした。

ナツさんから話を聞いた友達は、「えぇ・・現実世界でそんなことあるんだ・・。そんなのドラマの世界だけだと思ってた・・」と愕然!「でしょ?私もまさかの展開すぎてついていけなくて・・」とナツさんが言うと、

「それで、お義父さん、騙されたって気づいたの?」友達が聞くと、「う~ん・・それが・・カズハさんのこと信じたい気持ちと、まさか・・っていうのが半々くらいな感じ・・」ナツさんの言葉に、「警察には?」と友達が言うと、「うん。一応カナメが連れて行った・・」とナツさん。

義父の家では、「カズちゃん・・あれは全部嘘だったのか・・この手紙も嘘だったのか・・」カズハさんから送られた手紙をじっと見つめて抜け殻のようになっている義父に、「・・・」無言で呆れるアケミさんとケイコさん。

その頃。
「ルキ~!今日もお店行くね」電話しながら笑顔で話すカズハさんの姿がありました。「うん待ってる。ありがとう姫」そう答えるルキくん。その言葉を聞いたカズハさんは、「ふふ。私がナンバー1にしてあげるからね」とウキウキしながら言いました。

すると、「嬉しい!今日さ、いくらまでいけそう?今月ちょっと厳しくて」ルキくんの言葉に、「今日頑張るね!早くルキの本カノになりたいな~」カズハさんがそう言うと、「・・俺も仕事頑張って姫と付き合いたいな」と電話越しに囁くのでした。

お腹に子どもがいると言い、義父と結婚していた(実は婚姻届が出ていなかった)カズハさんが、実はホストに入れあげて借金し、お金を払わずに逃げていると、カズハさんを探しているスーツにサングラスの男性から聞き、絶望的な気持ちになった義父。その話をナツさんから聞いた友達は、「現実世界でそんなことあるんだ・・。ドラマの世界だけだと・・」と驚きました。でも、肝心の義父は、カズハさんからもらった手紙を読みながら、「カズちゃん・・あれは全部嘘だったのか・・この手紙も噓だったのか・・」とブツブツ呟いていて、その姿に呆れるアケミさんとケイコさん。
その頃、カズハさんはというと、ルキくんというホストに夢中!「私がナンバー1にしてあげるからね。早くルキの本カノになりたいな~」とウキウキのカズハさんに、「俺も仕事頑張って姫と付き合いたいな」と思わせぶりな言葉を囁くのでした。

手紙を見つめて思いにふける義父と、ホストのルキくんに入れあげるカズハさん。あまりに両極端で残酷な気すらしますね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:マキノ
元気姉弟を子育て中の主婦。
SNSで育児絵日記を描いています。

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