「アサヒの好きな雰囲気の子だ」なんとなく嫌な感じ

幼馴染のアサヒさんの子どもを妊娠したとわかったユキさんは、すぐにアサヒさんのお母さんに報告。二人が付き合っているという話も聞いたことがなかったお母さんは、突然の妊娠報告に仰天!すぐアサヒさんを呼び、ユキさんの妊娠を伝えると「無責任なことしないで!」とアサヒさんを叱りました。ユキさんのまさかの妊娠に戸惑いながらも「責任は取る」と腹を括ったアサヒさん。弟のユウトさんがユキさんを好きなことを知っていたアサヒさんは、複雑な表情を浮かべるユウトさんに「ごめん」と謝り、ユキさんを悲しませないとユウトさんに誓いました。
その頃、大好きなアサヒさんの子どもを妊娠したユキさんはワクワク。
「これからアサヒと家族になれるんだ・・」と喜びました。
そして、月日が流れて行きました。

数年後のこと。
「今、お付き合いしてるルカさん」ユウトさんが紹介すると、「はっ・・はじめまして・・」とルカさんが挨拶して頭を下げました。

ルカさんを見た途端、「あ・・アサヒの好きな雰囲気の子だ」と心の中で呟くユキさん。

すると、「ルカはパン作りが得意なんだよ~。売り物みたいなんだー」ユウトさんがそう言うと、「いえ・・趣味みたいなものなんですけど・・良かったらこれ召し上がってください」そう言って、紙袋を差し出しました。
「サクラ、パン大好き!」「チョコ味あるー?」と子どもたちは大はしゃぎでした。

そしてパンをパクリ。
「クリームパンおいしい!」「おいしいね~」と子どもたちは大満足!
そして、「うん。すごくおいしい!ほんと売り物みたい」とアサヒさんも大絶賛しました。

その後、
「ルカちゃん、出身は?」「私は・・・で」「俺、出張で行ったよー」「そうなんですか」とパンを囲んで和気あいあいムードに包まれるなか、ユキさんは、「アサヒ・・あんな顔、私に見せたことない・・」と心の中で呟いていました。
「最後の思い出」と関係を迫り、その後妊娠したユキさんは、腹を括ったアサヒさんと結婚。2人の子どもに恵まれ、幸せに暮らしていました。その後、ユウトさんが彼女だと紹介したルカさんを見て、「アサヒの好きな雰囲気の子だ」と呟くユキさん、結婚にこぎつけた自分自身の行動に、どこか後ろめたさを感じているのかもしれませんね。
※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi
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