諦めるために関係を持ったらまさかの妊娠

高校生の頃、ずっと好きだったアサヒに「妹みたいにしか思えない」と言われ振られた私。部屋で泣いていると、ユウトがマンガを持って「ユキ入るね~。読みたいって言ってたマンガ・・」と言いながら部屋に入って来ました。

ユウトは私が泣いていることに気が付くと「えっ・・なに?どうした?」とビックリ。私は「アサヒにフラれた・・」と打ち明けました。思い出すとまた涙が溢れてきました。

ユウトは泣いている私の隣に座ると「・・大丈夫。俺がユキのそばにいるよ?」と優しく言ってくれました。

そして、「ずっとユキが好きだった」そう言ってユウトは私を抱きしめました。アサヒにフラれて絶望していた私は、ユウトの優しさに惹かれ、そのまま勢いで関係を持ってしまいました。

「落ち着いた・・?」と気遣ってくれる優しいユウト。「うん・・ユウトありがとう」この日、私はユウトの優しさにとても救われました。

それからしばらく経ったある日。「ユウト!これ見て見て!!」私は1枚の写真をユウトに見せました。浮かれる私にユウトは「どうしたの?」とキョトンとしながら聞きました。

「私、アサヒの子を妊娠したの!」そう伝えると、ユウトは「え・・?」と固まっていましたが、この時の私は自分のことしか見えていませんでした。私のことを好きだったユウトにこんなことを言うなんて、酷いことをしてしまったと思います。

「アサヒに、最後に思い出が欲しいってお願いしたの!これで最後にするからってちゃんと諦めるからって!で、妊娠だよ~。神様っていたんだ」私はアサヒの子どもができたことが嬉しくて嬉しくて・・一人で舞い上がっていました。
アサヒさんに振られたユキさんが部屋で泣いていると、幼馴染のユウトさんがユキさんにマンガを貸そうとやってきました。ユキさんのことが好きだったユウトさんは、ユキさんがアサヒさんに振られて泣いていると知って慰めているうちに気持ちが抑えられなくなり、そのまま関係を持ってしまいました。その後、ユキさんの妊娠が発覚。相手は振られたはずのアサヒさんでした。ユキさんは「最後に思い出が欲しい」とアサヒさんにお願いし一度だけ関係を持ち、アサヒさんの子どもを妊娠したのでした。
ユキさんとアサヒさん、ユウトさんの3人の間にはこんな過去があったのですね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi
![ママ広場 [mamahiroba]](https://mamahiroba.com/wp-content/themes/mamahiroba-2024/images/common/logo.webp)

