[1]義姉が嫌い|幼馴染の夫を所有物のように扱う義理の姉は義兄と夫の間に座り上機嫌。憂鬱なBBQ

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結婚相手の家族とは、できれば良好な関係を築きたいものですよね。今回は大人しくて家庭的な性格のルカさんが、兄嫁からの執拗なマウントに悩まされるお話です。

義姉は夫の幼馴染

私はルカ。33歳。一つ年上の夫ユウトと小1娘マユの3人で暮らしています。この日は義兄アサヒさんの家族4人と一緒に、みんなでバーベキューをしていました。

お肉を焼いていた義姉のユキさんが「ごめんユウト!お皿持ってきて~」と夫に声をかけたところを、準備を手伝いながら見ていた私。夫は特に気にする様子もなくお皿を取りに席を外しました。

ユキさんが私に気付き、「ルカちゃんごめんね、幼馴染だからつい昔の癖で!」と申し訳なさそうに言ったので「いえ・・・大丈夫です」と笑顔で返しました。

私はマユのお肉を焼いていましたが、ユキさんの様子はちゃんと見えていました。ユキさんはお皿を運んできて「どこ並べる?」と言っているユウトに、「こっちこっち!」とテーブルから声をかけました。

そして、「こっちに座りなよ~」と、自分のすぐ隣の席を指定。ユウトは「あぁ、ありがとう」とユキさんに返しながらも、「ルカは食べれそう?」と、私たちのことを気遣ってくれました。いつも優しいユウトです。

「もう少しお肉焼いてるから先食べてて」と私が答えると、ユウトはマユを自分の隣の席に呼んで食べ始めました。

ユキさんは、アサヒさんとユウト兄弟の間に座ってなんだかご機嫌です。

ユキさんは昔からユウトへの幼馴染アピールがすごいのです。確かに私がユウトに出会うずっと前からの知り合いだから、家族のような口ぶりや態度は仕方ないのかもしれません。でも『ユウトは私のモノ』感を出すのはやめて欲しい。私はそっと溜息をつきました。

姉弟のような関係というわけでもない慣れ慣れしい態度をユウトさんに取って、何も言っていないルカさんに「ごめんね」と言うのはなんだかモヤモヤしてしまいますよね。アサヒさんだって、あまりいい気がしないのでは?と心配になってしまいます。ユウトさんがルカさんに優しいご主人で良かったです。



※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi

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