[5]義実家帰省がイヤすぎる|助けて「他人のふりしてる!」夫に見捨てられいたたまれず子どもたちと退散

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前回のお話

年に4回ほどの義実家への帰省を「しんどい」と感じている花さん。それは、小さな子ども二人を連れて片道6時間の列車の旅が大変なことと、交通費とお土産代で毎回17万円近くかかるため家計が赤字続きなこと、そして・・義母から頼まれるお土産選びがかなり大変なことでした。義母は帰省するたびにお土産を頼んできて、義実家用とは別で親戚用に5箱、ご近所に配る用に5箱、義母の職場用に2箱・・とかなり大量。花さんは毎回美味しいと評判のものや、デパートで人気のものを選んでいましたが、帰省前ある日、お土産の数を指定する電話をかけてきた義母から「前回のは地味で配るのが恥ずかしかったわ~」とダメ出しが!「もっとずっしりして見栄えがするお菓子にしてちょうだい」と言いたい放題の義母に反論したい気持ちをグッと堪えた花さんは「気が利く息子夫婦」アピールしたい義母に辟易。以前、義両親と親族分のお菓子だけを買って行った時に、花さんが寝た後散々文句を言っていたようで、以降、こじらせないよう指定の数のお土産を買っていくように。そしていよいよ帰省当日。帰省ラッシュでほぼ満席の新幹線のなか、大はしゃぎする子どもたちに静かにするように伝える花さん。でも、「うるさいんだけど?静かにできないの?」と男性に文句を言われてしまい、それに驚いた子どもたちが大きな声で泣き出してしまいました。

1話目から読む

「もうすでに帰りたい」指定席なのにデッキで立ち尽くす

帰省ラッシュでほぼ満席の車内。大はしゃぎする子どもたちに、静かにするように伝えるも、言う事を聞いてくれず。すると、後ろの席に座っていた男性が「うるさいんだけど!静かにできないの?」と大きな声で言い、それに驚いた子どもたちが、大きな声で泣き出してしまいました。

思わず立ち上がり、「すっ、すみませんっ!」と謝るも、子どもたちの泣き声は大きくなる一方。

困った私は、「ひでき・・」と呟き、その男性の隣に座っていた夫に助けを求めようとしました。

夫の方をチラッと見ると、男性の隣の席でイヤホンをつけ、全く関係ないとばかりに他人のふりをしていてビックリ!子どもたちはまだまだ泣き止む気配はありませんでした。

仕方なく、ヨウを抱っこし、ユイの手を引いて、「すみませn・・すみません・・」そう言いながら車両の外に出ようと歩く私たち。子どもたちはまだ泣いていました。

泣き続ける子どもたちとデッキへやって来た私は、「はぁ・・もう、すでに帰りたいんですけど・・」と呟きながら、帰省が一段とイヤになってしまいました。

男性に謝ったものの、泣き止まない子どもたちに動揺する花さん。助けを求めてひできさんの方を見るも他人のふり!子どもたちを連れデッキへ向かう花さんの姿を、一体どういうつもりで見ていてのでしょうね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi

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