[4]義実家帰省がイヤすぎる|新幹線に怒声が響く「うるさいんだけど?静かにできないの?」ビビる子ども

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前回のお話

年に4回ほどの義実家への帰省を「しんどい」と感じている花さん。それには理由があり、まずは小さな子ども二人を連れて片道6時間の列車の旅が大変なこと、そして交通費とお土産代で毎回17万円近くかかるため家計が赤字続きなこと、そして・・義母から頼まれるお土産選びがかなり大変なのでした。義母は花さんたちが帰省するたびにお土産をお願いしてくるのですが、義実家用とは別で親戚用に5箱、ご近所に配る用に5箱、義母の職場用に2箱・・とかなりの量。花さんは毎回美味しいと評判のものや、デパートで人気のものを選んでいるのですが、次の帰省が近づいてきたある日、いつものようにお土産の個数を指定する電話をかけてきた義母から「前回のはお土産はちょっと地味で配るのが恥ずかしかったわ~」とダメ出しが!「もっとずっしりして見栄えがするお菓子にしてちょうだい」と言いたい放題の義母に反論したい気持ちをグッと堪え「探してみますね」と答えて電話を切ったものの、「気が利く息子夫婦」アピールしたい義母に辟易。以前一度、義両親と親族分のお菓子だけを買って行った時には、花さんが寝た後、散々文句を言っていたようで、こじらせないよう指定の数のお土産を買っていくようになったのですが、それ以来、帰省前に念押しの電話がかかってくるようになりました。

1話目から読む

帰省ラッシュ。満席の車内に子どもたちのはしゃぐ声

帰省にも時間がかかるし、お土産は義母の職場に配る分まで指定されるしで、毎回気が重い義実家帰省。でも行かないわけにはいきません。

そして当日。
「ばぁばんちたのしみ~」大はしゃぎのユイとヨウに、「楽しみだね!移動は長いけど頑張れるかな?」と聞くと、「はーい!」と元気いっぱいの返事が。すると、「新幹線きたぞ~」夫の言葉と同時に新幹線がホームへやってきました。

新幹線の中は、帰省ラッシュということもあり、指定席もほぼ満席。
そして、目的地の駅まで残り半分くらいの時でした・・。

「キャーー!!」「キャッキャッ」と大騒ぎの子どもたち。「ねぇ、2人とももう少し静かに・・」小声でそう注意していると、
「ちょっと!!」と大きな声が。

「うるさいんだけど?」「静かにできないの?」チッと舌打ちしながら文句を言われた私たち。男性の声に子どもたちはビックリしてしまいました。

そして・・「うわぁぁぁんっ!!」と2人揃って大きな声で泣き出してしまったのでした。

長時間の新幹線移動、楽しければ楽しいほど大きくなってしまう子どもたちの声は、男性の大きな声にびっくりしてしまい、今度は大きな声で泣き出すことに。なんとか静かにして欲しいと花さんは思うものの、思ったようにはいきませんよね。一体どうすれば良いのでしょう。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi

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