[2]義実家帰省がイヤすぎる|帰省の手土産にダメ出し。見栄え重視のお菓子を義実家以外に12箱

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前回のお話

年4回の帰省で赤字続きの家計をかかえる花さん。それでもまた帰省の時季がやってきました。まだ小さな子ども2人を連れて片道6時間もかけて夫ひできさんの実家へ帰省する花さんは、思わずため息をもらしました。

前回の手土産にダメ出しする義母

帰省の日程が決まると、いつものように、夫ひできに新幹線や最寄り駅までの電車の切符手配を頼まれました。その頃になると決まって義母から電話がかかってきます。「お義母さん、ご無沙汰しております~」と言いつつ、話の内容がだいたい分かっている私は正直顔が引きつっていました。

今年は10日からこっち来るのよね?予定を確認する義母に「はい、お邪魔させていただきます。」

すると義母は「お土産なんだけど」と切り出しました。ホラきた。帰省の手土産を義母はいつも指定してくるのです。「親戚用に5箱と、ご近所さん用に5箱、職場用に2箱よろしくね。」義実家に持って行くお菓子の他に、12箱も!私たちが帰省するたびに、あちこちにお菓子を配って回りたい義母はいつも当然のように行ってきます。もちろん手土産を持って行くつもりですが、帰省時に会わない親戚や、会ったこともないし今後も関わらない職場の人用にまで買って行く必要があるのかな。

お土産の数を指定すると、今度は前回のお土産へのダメ出しが始まりました。「前回のお土産はちょっと地味で配るのが恥ずかしかったわ~。」と言われてしまいましたが、私は美味しいと評判だったり、デパートで人気だったり、きちんとしたものを選んでいるつもりです。前回持って行ったお菓子は、1箱に入っている個数が少なくて義母にとっては小さかったかもしれないけれど、けっこういい値段していたんだけどな。

「あんなのこっちでも似たようなもの買えるもの~。もっとずっしりして見栄えがするお菓子にしてちょうだい。」と言われてしまいました。反論しても仕方がないので、「はい、探してみますね」と答えて電話を切りました。

帰省の手土産、悩みますよね。一生懸命選んだものを「地味で配るのが恥ずかしい」と言われてしまうと悲しいですね。ずっしりとして大きく見栄えのするものが見つかるといいですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi

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