[19]義実家帰省がイヤすぎる|ママを救う天使が降臨「ママはばあばのお手伝いしないといけない」義母硬直

アイコンイメージ
前回のお話

夫の実家は遠方で帰省すると片道6時間、交通費とお土産代で毎回17万円近くかかるにもかかわらず、年に4回帰省することになっていて花さんは毎回うんざり。距離やお金のことだけではなく、義母が見栄を張ることや、ずっとお手伝いさんのように家事や用事を頼まれること、さらにそんな花さんを気遣うことなくのんびり過ごす夫ひできさんを見て、花さんは心身ともに疲弊。それでも帰省する理由は、グループホームにいるひできさんのおばあちゃんの存在。おばあちゃんに孫やひ孫をたくさん会わせてあげたいと思い帰省していたのです。そしてこの日は馴染みの店で食事会。私たち家族と義母におばあちゃん、そして遠い親戚にあたるご近所の夫婦で賑やかに食事が始まり、ご近所の奥さんが花さんを労わってくれ、庭の草刈りをしていたと答えると、話に割り込んでにこりと笑う義母。その後、ひできさんが花さんが資格を取ったと言えば「誰でも取れるやつでしょ?」とバカにし、怒りがこみ上げる花さんに「そんな資格より介護系の資格取った方が」と言い出す義母。その言葉を聞いて、花さんはモヤモヤが止まりません。すると、「ちょっと!」とおばあちゃんが立ち上がり、「花ちゃんに対してあたりが強いんじゃない?」と義母に詰め寄るおばあちゃんに「『花ちゃん』って思い出してくれてる?」と驚いていました。

1話目から読む

「ばあばがママにやってっていったんだよー」子どもに嘘は通じない

「介護系の資格を取った方がいいんじゃない?」と言った義母の言葉に奥さんは絶句。すると、「ちょっと!!」と大きな声が。なんと普段はグループホームにいるおばーちゃんが「さっきから黙って聞いてれば・・!」と立ち上がって周りのみんなはビックリ!義母を睨みながら「花ちゃんに対してあたりが強いんじゃない?」と言うおばあちゃんを見て、「私のこと思い出してくれてる?」と驚きました。

「あっいや・・」と青ざめる義母。「1人で草刈りなんて、あなた花さんにやらせたんじゃないわよね?」そう言っておばあちゃんが義母をじーっと見ると、

「そんなことないですよ~。花さんからやるって言ってくれて~。ね?花さん!!」と大きく首を振りながら義母が否定すると、

「ちがうよ~。ばあばがママにやってっていったんだよー!ユイきいてたもん」と無邪気なユイちゃんの言葉を聞いて、驚きのあまり全身がこわばる義母。

すると、「ユイちゃん!?」と顔を近づける義母。ユイちゃんは「?」は何事かと首をひねります。

そして「ママはばあばのおてつだいしないといけないから、いっしょにあそべないんだよー」とハッキリ言いました。

それを聞いた奥さんが「それって・・」と義母の方を見ると、「ちがっ・・」と否定して顔を真っ赤にする義母の姿がありました。

「花ちゃんに対してあたりが強いんじゃない?」と聞いたおばあちゃんが、「花さんに一人で草刈りやらせたんじゃないわよね?」と義母を睨むと思いっきり否定する義母。でもそれをユイちゃんがきっぱり否定!「ママはばあばのおてつだいしないといけないからいっしょにあそべない」と訴えたユイちゃん、その言葉はママを助ける貴重な言葉だよー!!

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi

この記事をSHAREする