[17]義実家帰省がイヤすぎる|義母の言葉にモヤる「自分を介護するために資格を取って欲しい」ってこと?

アイコンイメージ
前回のお話

夫の実家は遠方で帰省すると片道6時間、交通費とお土産代で毎回17万円近くかかるにもかかわらず、年に4回帰省することになっており花さんは毎回うんざり。距離やお金のことだけではなく、義母が近所や職場にも配るからと重くて見栄えの良いお土産をと注文を付けていくつも頼んでくることや、帰省中は着いた日の夕飯準備からずっと義母にお手伝いさんのように家事や用事を頼まれること、そしてそんな花さんを気遣うことなくのんびり過ごす夫ひできさんを見て、花さんは心身ともに疲弊。でも、義実家では家政婦のようにこき使われても帰省する理由がありました。それは、グループホームにいるひできさんのおばあちゃんの存在。一時帰宅して出迎えてくれるおばあちゃんに、孫やひ孫をたくさん会わせてあげたいと思い帰省していたのです。そしてこの日は馴染みの店で食事会。私たち家族と義母におばあちゃん、そして遠い親戚にあたるご近所の夫婦で賑やかに食事が始まると、ご近所の奥さんが花さんを労わってくれ、庭の草刈りをしていたと答えると、義母が割り込んで「そんなつもりで言ったんじゃないのに~」と言ってにこりと笑うのを見て、「優しいお嫁さんもらってよかったわね~」と言いました。その後、ひできさんが転職した話をしていると、「花さんは専業主婦よねぇ」とイヤミ。資格を取った話をすれば「誰でも取れるやつでしょ?」と軽くあしらうのでした。

1話目から読む

「どうして介護?花、技術系なんだけど・・」首を傾げる夫が義母に問う

義母の皮肉を素直に受け止め「優しいお嫁さんもらってよかったわね~」奥さんが言った後、転職して給料が上がったと夫が言うと、「花さんは専業主婦よねぇ~」とトゲのある言い方をする義母。さらに「花が仕事復帰する時のために資格を取った」と話す夫に、義母は「誰でも取れるやつでしょ~?」と食べ物をもっちゃもっちゃとさせながら言いました。

そう言われて、「あはは~・・そうなんです!そんなに難しくはないんですよ~」とこみ上げる怒りを抑えながらそう言うと、

「そんな資格より介護系の資格取った方がいいんじゃない?」と具体的なことを言い出す義母。

突然のことで「な・・なんで?」と呆然としていると、「どうして介護?花、技術系なんだけど・・」と頭をひねりながら夫が言いました。

すると、「どうしてって~、ほら、そっちのほうが就職に役に立つじゃない~」とニコニコしながら義母が言うのを見て、

「それって・・『自分の介護するために取って欲しい』って聞こえるんだけど」とモヤモヤが止まりませんでした。

仕事復帰を見据えて花さんが取った資格を「誰でも取れる資格」とバカにする義母。怒りを抑えながら「そんなに難しくはないんですよ~」と答えると「そんな資格より介護系の資格取った方がいいんじゃない?」と義母が言い出したのを聞いて、「自分の介護するために取って欲しいって聞こえるんだけど」とモヤモヤする花さん、義母の態度では、花さんが義母の介護を考えるような信頼関係は築けるはずもないですよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi

この記事をSHAREする