[16]義実家帰省がイヤすぎる|専業主婦の嫁を見下すのに仕事復帰に備えるとトゲ「誰でも取れる資格でしょ?」

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前回のお話

夫の実家は遠方で帰省すると片道6時間、交通費とお土産代で毎回17万円近くかかるにもかかわらず、年に4回帰省することになっており花さんは毎回うんざり。距離やお金のことだけではなく、義母が近所や職場にも配るからと重くて見栄えの良いお土産をと注文を付けていくつも頼んでくることや、帰省中は着いた日の夕飯準備からずっと義母にお手伝いさんのように家事や用事を頼まれること、そしてそんな花さんを気遣うことなくのんびり過ごす夫ひできさんを見て、花さんは心身ともに疲弊。でも、義実家では家政婦のようにこき使われても帰省する理由がありました。それは、グループホームにいるひできさんのおばあちゃんの存在。一時帰宅して出迎えてくれるおばあちゃんに、孫やひ孫をたくさん会わせてあげたいと思い帰省していたのです。そしてこの日は馴染みの店で食事会。私たち家族と義母におばあちゃん、そして遠い親戚にあたるご近所の夫婦で賑やかに食事が始まると、ご近所の奥さんが「花さんはゆっくりできた?」と労わってくれ、庭の草刈りをしていたと答えると、義母が割り込んで「そんなつもりで言ったんじゃないのに~」と言ってにこりと笑うのでした。

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「花さんは専業主婦よねぇ~」転職した夫と比べて義母が嫌味

おばあちゃんに夫や子ども達を会わせてあげたくて、義母にこき使われても義実家に帰省していた和私。おばあちゃんも一緒に家族や遠い親戚にあたる夫婦と一緒に馴染みの店で食事会をすることになり、ご近所の奥さんに「花さんはゆっくりできた?」と聞かれ草刈りをしていたと答えると、義母が割り込み、「そんなつもりで言ったんじゃないのに~」とにこりと笑って言いました。

義母の言葉を聞いた奥さんが「そうなの~。優しいお嫁さんもらってよかったわね~」と笑顔で言うと、「そうね~」と同じく笑顔で答える義母。

すると突然、「あっ、そうそう。俺、ちょっと前に転職したんだー」と夫が切り出しました。

「おートミ子さんから聞いたぞ~。給料上がったらしいな~」おじさんの言葉に、「そうなんだよー」と夫が答えると、

「花さんは専業主婦よねぇー」と口に食べ物を入れたまま言う義母に、「なんかトゲを感じる・・」と複雑な気持ちになりました。

でも、すぐに気を取り直し、「はい。今は・・育児に専念したいので」と答えると、「あっ、でも花さ~、仕事復帰するときのために〇〇の資格取ったんだぜー」と夫が言うと、

「あらー、花さんすごい!しっかりしてるわね~」と奥さんが絶賛!思わず「いえいえ・・」と少し照れると、

「ああ、あれね。誰でも取れるやつでしょ~?」もっちゃもっちゃと、またしても口に食べ物を入れたまま、義母がそう言いました。

義母の皮肉を素直に受け止め「優しいお嫁さんもらってよかったわね~」奥さんが言った後、転職して給料が上がったと話すひできさん。すると「花さんは専業主婦よねぇ~」とトゲのある言い方を。ひできさんが、花さんは仕事復帰する時のために資格を取ったと言うと、義母は「誰でも取れるやつでしょ~?」とやっぱり冷たい言い方をするのでした。
いちいち花さんに突っかかる義母。義母の言ったことに全て対応する花さんに、どうしてそんなに冷たくするのでしょうか。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi

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