「花さんはゆっくりできた?」遠い親戚にあたる奥さんが労わってくれた


私は、義実家ではお手伝いさんのように扱われても、しずおばあちゃんに会いたくて、そしてユイとヨウにたくさん会わせてあげたいと思い、何度も帰省していました。
そして、「ばーちゃん、あと1時間くらいしたら『よっちゃん』のところでご飯食べに行くからね~」夫がそう言うと、「『よっちゃん』のご飯屋いくのかね」とおばあちゃん。

「そうだよ~」と夫が明るく答えました。
そう、今日は帰省の度に食べに行く、馴染みのお店でご飯を食べることになっていました。

メンバーは、私達家族、お義母さん、おばあちゃん、そしてご近所のご夫婦。夫が言うには、遠い親戚で、子どもの頃はよく遊んでもらっていたとのことでした。

そして全員が集まって食事が始まりました。
「では・・」乾杯の音頭に合わせて、みんなで「かんぱ~い!!」

すると、「ユイちゃんとヨウくんは今日何して遊んだのかな?」ご近所の奥さんにたずねられ、「きょうはねー、パパとヨウでむしとりしたのー」ユイが答えると、「あら!いいわねぇ」と答える奥さんに、

「花さんはゆっくりできた?」と聞かれ、「あー・・えっと、私は庭の草刈りを・・」と控えめにそう答えると、

「そうそう~。『庭の草が伸びてて気になるんだけど、腰が痛くて刈れない』って言ったら花さんがね~」と義母が口を挟み、

「そんなつもりで言ったんじゃないのに~。ホント悪いわぁ~」そう言って、にこりと笑いました。
おばあちゃんにひできさんや子ども達を会わせてあげたくて、義母にこき使われても義実家に帰省している花さん。おばあちゃんも一緒に家族や遠い親戚にあたる夫婦と一緒に馴染みの店で食事会をすることに。ご近所の奥さんにたずねられ、「庭で草刈りをしていた」と答える花さんの言葉を遮って割り込む義母、草刈りを花さんにやらせておきながら、しらばっくれるなんて、本当意地が悪いですよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi
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