[14]義実家帰省がイヤすぎる|毎日お手伝いさん扱いで疲労困憊。それでも会いたい人のために帰省する妻

アイコンイメージ
前回のお話

夫の実家は遠方で帰省すると片道6時間、交通費とお土産代で毎回17万円近くかかるにもかかわらず、年に4回帰省することになっており花さんは毎回うんざりしていました。距離やお金のことだけではなく、義母が近所や職場にも配るからと、重くて見栄えの良いお土産をと注文を付け、いくつも頼んでくることや、帰省中は着いた日の夕飯準備からずっと義母にお手伝いさんのように家事や用事を頼まれること、そしてそんな花さんを気遣うことなくのんびり過ごす夫ひできさん。花さんは心身ともに疲弊してしまうのです。

1話目から読む

結婚前から温かく迎え入れてくれた大好きなおばあちゃん

義母の頼みごとに嫌と言えるはずもなく、次々と言われることをこなして過ごす毎日。まるで家政婦のような扱いでも私が毎回夫の帰省についてくる理由が一つだけありました。

私達は帰省するたびに、グループホームに迎えに行く人がいます。
施設の方に「しずさん、お孫さん達、きてくれたわよ」と言われてにっこりと「あらあら、こんにちはあ~」と言ってくれるこの女性は。

夫ひできのおばあちゃんです。今はグループホームで暮らしていますが、私たちが帰省すると、おばあちゃんも一時帰宅で帰ってきてくれるのです。

わたしが夫と交際中に義実家に行った時、いつも優しく迎えい入れてくれたことを今でも覚えています。

大好きなおばあちゃんに孫や曾孫をなるべくたくさん会わせてあげたいという気持ちで、私は毎回帰省しているのです。

義実家ではお手伝いさんのように扱われてでも、花さんがしずおばあちゃんに会いたくて、そして自分の子どもたちにもたくさん会わせたくて帰省するほどに、おばあちゃんに可愛がってもらっていたのでしょうね。おばあちゃんの笑顔に癒されますね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi

この記事をSHAREする