[3]義実家に行きたくない|親戚の言葉に俯く娘「嫁の貰い手がなくなるって言われてパパ笑ってた」怒り心頭

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前回のお話

4年ぶりに夫ミノルさんの実家に帰省することになったナオミさんは、男尊女卑の考えが色濃く残る義実家が本当に憂鬱でした。義実家に到着すると、さっそく「一杯やるぞ」とミノルさんに声をかける親戚たちにうんざり。「尻に敷かれて」嫁をしつけろ」と言われても「あはは」と笑っているだけのミノルさんを見て、ナオミさんはうんざり。その後、義母に手伝うよう言われたナオミさんは、娘のユズキちゃんまで手伝うよう言われて反論。すると、「大学出てる女なんて男の言うこと聞かない」と義父と親戚に言われ、ミノルさんも手伝うように言い出してイライラ。その後も、「女に習い事や塾は通わせなくていい」だの「ミノルの嫁みたいな生意気な女になっても困る」だのと悪口で盛り上がる親戚たちのなかで、ユズキちゃんは肩を震わせて涙を流しました。

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「あの子たちが男の子だからよ~」徹底した男尊女卑を当然と説く義母

義実家に着くなり、ミノルは親戚の人達の宴会に連れていかれ、現れた義母にお手伝いを頼まれたユズキと私。「ユズキにお手伝いは・・」と断ろうとすると、義父や親戚までもが怒り出し、ミノルも手伝うように言い出して仕方なくお手伝いをすることに。親戚は、「ユズキはあんな風になったらダメだぞ」「ミノルも失敗だったな嫁さん選び」と好き勝手言い、ユズキは心ない言葉を突き付けられて肩を震わせていました。

その後、「ツバサ、ショウタ!ナオミさんたちのお土産よ。さぁさぁ食べなさい。」そう言っていとこたちにお菓子を渡し、「ユズキちゃんは女の子だから、一緒に台所に行くわよ」と言う義母に、

「どうして?ツバサ君やショウタ君と食べる場所が違うの?」ユズキがそうたずねると、「それはあの子たちが男の子だからよ~。お母さんったら何も教えてないのね~。かわいそうに・・」義母がユズキを憐れむように言いました。

「お母さん、男の子と女の子って何か違うの?」ユズキにそう言われ、「えっ?なにそれ?違わないよ?」と答えると、「だっておばあちゃんが・・」とユズキが言い、

「それに・・おじさん達女に習い事は無駄だって・・。嫁の貰い手がなくなるって・・パパ笑ってた」ユズキの言葉を聞いて、「あいつ・・」とミノルへの怒りでワナワナ震える私。

その後、「私、お部屋に戻っていていい?」ユズキにそう言われ、「そうねえ、あとでおやつも持って行くからね」となだめながら、「ミノル・・何やってるの??」とただただ飲んでいるだけのミノルを恨めしく思いました。

女の子だからと手伝うように言われたユズキちゃんの目の前でいとこたちにお菓子を渡す義母。不思議に思ったユズキちゃんがたずねると、「あの子たちが男の子だからよ~」と平然と言い出し、ユズキちゃんに質問されてナオミさんはビックリ!親戚のおじさん達が言いたい放題言うなか、ただ笑っているだけのミノルさんを恨めしく思うナオミさん、本当、今すぐ乗り込みたいくらいですよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。

最新のコメント
  • ぬの より

    こんなところに連れて行く母親も十分毒親です。
    夫が家族が来なくて肩身狭いのは夫の都合。子供の心を守ってあげようね。
    毒親両親でほんと可哀想。、

  • ぬらりひょん より

    ワイの本家がこんな感じだったけど、高校卒業時にワイが尊敬してた従兄妹達がめちゃくちゃ洗脳されかけてて嫌だったから暴れに暴れて家中荒らして、一族全員ぼっこぼこにして無事勘当されてワイは縁切れて平和に生きてる。暴力は反省してるけどあのまま生きてたらこんな大人になってただろうから、その点は救われたかな。従兄妹は元気かなあ。

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