前回の話
義母が「少し頼りない」と話すシンゴが「育休を取る!」と言った時に驚いたカスミさん、でもそれは、仕事を大切にしていたカスミさんが、出産や育児で仕事を諦めてしまわないようにという配慮からだったと振り返り、「お義母さん、優しく、そして強い、そんなシンゴさんに育ててくれてありがとう」と義母への思いが溢れるのでした。
私を忘れた義母からの手紙[8-1]調子が良かったり悪かったり・・認知症の義母
義母とのやりとりが次々とよみがえるカスミさん、
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お義母さんの調子が悪くなってきて心配したけど、昔のことを時々思い出すみたいで、新婚旅行の話もしてくれましたね。
『まさか、私まで行くと思わなかったよ。わかんないことだらけで・・でも、カスミさんがいつも助けてくれてね』
そんな風に言ってもらって、覚えていてくれるんだ、とうれしくなりました。でも・・。
『泥棒!』
『財布を盗られたんだ!お金がない!!』
『母さん!落ち着いてよ』
『嫌だ!』
『お義母さん、私です!カスミです!』
『だれ!?知らない!!』
そう言われて、どうしていいかわからず・・。
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続きます
次の話
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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
[脚本]ママ広場編集部 [編集・作画]マキノ
マキノ 元気姉弟を自宅保育中の主婦。