前回の話
少しずつ物忘れがひどくなり、とうとうボヤ騒ぎを起こしてしまった義母・・消防車が駆けつけて事なきを得たものの、シンゴさんに叱られ火を使うのも怖くなってしまい・・。料理もできなくなり、そのうちテレビのリモコンも・・電気のつけ方も・・そして何ができないのかも忘れてしまうように・・。
私を忘れた義母からの手紙[6-1]嫁のことを忘れるかも・・
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だんだんとできないことが多くなり、みんなに迷惑をかけていると思うと、自分が情けなくて仕方ありません。
カスミさん、ごめんなさい。
これからも、自分がわからないうちに、あなたに迷惑をかけてしまうかもしれない。
あなたのことを・・忘れてしまうかもしれない。
だから、何もわからなくなってしまう前に、
どうしてもあなたに伝えたいことを手紙にしました。
私は、あなたにとっていいお義母さんになれなかったかもしれない。
でも、カスミさんがシンゴの奥さんになってくれて、私は本当にうれしかった。
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そう綴られた後で・・
続きます
次の話
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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
[脚本]ママ広場編集部 [編集・作画]マキノ
マキノ 元気姉弟を自宅保育中の主婦。