[10-2完]優しくて切なくて想いが溢れる「ありがとう」私を忘れた義母からの手紙|ママ広場マンガ

前回の話
「本当はお義母さんが私のことわからなくなる前に伝えたかった」そう呟いて病室を出ようとするカスミさん、すると「本当に・・」と声が聞こえて・・

私を忘れた義母からの手紙[10-2完]家族に慣れて良かった。涙が溢れる



「綺麗で、しっかりした人が嫁にきてくれて、本当にうちのシンゴでよかったのかしら・・」

記憶がよみがえったかのように突然話し出す義母に

「シンゴさんだからよかったんですよ・・!」
と駆け寄って伝えるカスミさん、すると

「私もこんなになっちゃって、カスミさんには迷惑ばかりかけてしまって・・」
と呟く義母の言葉を遮って、

「そんなこと言わないで!お義母さんがいつだって・・私たちのことを考えてくれてたの、ちゃんとわかってます!」
と伝えるカスミさん、

「・・・」

「・・・ちょうど、」
「!」

「あんたみたいな目がぱっちりした・・

うふふ、あのねぇ・・」

話しながら、何かを思い出したように微笑む義母、

「うちのお嫁さん、とってもいい子なのよ!」
と笑顔で言い、それを聞いたカスミさんは

「・・・っお義母さん・・」
涙で言葉にならないカスミさん、

――――
私も・・
シンゴさんと結婚して、お義母さんと家族になれて本当によかった。
いつも見守ってくれて、いつだって私たちを大事に思ってくれて・・

お義母さん・・本当にありがとう・・
――――
お義母さんへの精一杯の思いを伝えたのでした。

次回ママ広場オリジナルマンガは「PTAはトラブルの予感」です。
[1][PTAはトラブルの予感]立候補ゼロで空気が重い。小学校PTA役員決め

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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。

[脚本]ママ広場編集部 [編集・作画]マキノ

マキノ 元気姉弟を自宅保育中の主婦。

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