前回の話
結婚相手ともやさんの実家に結婚の挨拶にやって来たゆかりさん、「おじゃまします」と玄関に入ると「いらっしゃい!さぁさぁ、あがってあがって!」義母よしこさんが笑顔で出迎えてくれました。部屋に入るとそこには義祖母と義父の姿が!義母は忙しいのか席を立っていましたが「初めまして。ゆかりです」とゆかりさんは挨拶をしました。そして、「はい、どうぞ」お茶を出してくれた義母に、ゆかりさんがお礼を伝えようとすると「こら!よしこ、お茶はじーさんからでしょ!」と怒りだす義祖母の声。「あ、すみません・・お客さまから、と思って」と謝る義母の姿を見てゆかりさんは驚きました。
家庭内カースト[1-2]笑顔でやりすごす義母
ともやさんの実家に結婚の挨拶にやって来たゆかりさん、義母よしこさんがお茶を出してくれたのでお礼を伝えようとしたところ、「こら!よしこ、お茶はじーさんからでしょ!」怒りだす義祖母に「「あ、すみません・・お客さまから、と思って」と言うと、「お客さま?ともやの嫁になるならもうお客さまじゃない。家族だ」「そう、そうですね。もう家族ですね・・」そう言って義母が義祖母にもお茶を差し出しました。すると「・・ぬるい」と義祖父の声。「まったく、よしこはいつまで経ってもお茶もまともに淹れられないのかね?」と文句を言う義祖母に「申し訳ありません・・」と義母が謝りました。
それを見ていたゆかりさんは「あっ・・私、猫舌なんでありがたいです!もしかして、ともやさん伝えてくれていたの?」と笑顔で答え、「そうなの?よかったわ」とホッとする義母。
「よかったらケーキもどうぞ」と義母に差し出され「わっ!ありが・・」と言うゆかりさんの言葉を遮って「まーた、こんな甘いもの用意して、ふん!早く仏様にお迎えにきてくれってことかしら?」と嫌味を言う義祖母に、「・・そんなつもりは・・」と静かに答える義母を見て無言になるゆかりさんでした。
初めて家を訪れたゆかりさんの前で、義母の出すお茶やケーキに対して文句ばかりの義祖母、ゆかりさんがますますどうしたら良いのかわからなくなってしまいますね。
ママ広場マンガ「家庭内カースト」は毎日更新します。おたのしみに!
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
息子のイケメンっぷりに心ときめいて、娘のムチムチボディに顔を埋める毎日です。