次の週、公園に行く前になぜか実家に立ち寄った信也、「頼まれてたやつあるよー」と義母に言われ、こそこそとポケットに何かを隠し持ち、カメラも借りて公園へ、約束通り来ていたたっくん、かずくんのママさん達に、しんみり顔で「サチが辛そうだから、安心してもらうためにみんなで写真を撮ってもいいですか?」と訴え、快諾をもらったのでした・・
[4]えげつない夫と甘やかし義母
公園でカメラを抱え、パシャ!パシャ!と撮影を始めた信也、子ども達の写真もあるにはあるのですが・・ママさん達だけのショットが・・多くありませんか!?(汗)
そのうち
「よーし、1回休憩しようか?、ママのところでお茶のんで~」
と子ども達に伝えつつ、ママさん達のもとへやって来て
「おかげさまで、たくさん写真が撮れました。これでサチも喜ぶと思います」
素敵なパパさんモードでそう伝えたかと思いきや・・
「あっ、そうだ!」
突然何かを思い出したように
「下の子が産まれたら、なかなかサチが来られなくなるので、代わりに僕が来ようと思ってるんですが・・」
ん?一体何を言おうとしているのでしょうか?
「情報交換したいので・・」
ほお?
「もしよかったら、グループチャットを作ってもらうことってできますか?」
な・・なるほど!そういうことかー!
「あっ、じゃあ。」
ママさん達はコウキくんママのためなら、と喜んでグループチャットを作ってくれることに。
「ありがとうございます!あとで撮影した写真も送りますね。」
と定番のキリリ顔で伝える信也、
そして、その後何もなかったように、また子ども達と遊び始めたのでした。
そろそろ帰る時間になって・・
「今日もありがとうございました~」
「バイバーイ」
「じゃあね~!」
みんながそれぞれ挨拶しながら解散し、コウキくんと信也も家に帰ることに、
「コウキ、ママには今日写真撮ったことナイショな?」
「えー?なんでー?」
不思議そうにたずねるコウキくんに
「アルバム作ってママを驚かせるから!きっと喜ぶぞ~!男と男の約束だからな!」
「わかった~!」
信也の返答に納得したのかニコニコ笑顔で答えるコウキくん、
その約束は・・本当・・なのでしょうか・・?
[5]に続きます。
「えげつない夫と甘やかし義母」は毎日更新します。お楽しみに!
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※ストーリーは体験者の話を元に作成編集したものであり、登場人物や団体名は仮名です。
※実在の人物や団体等とは関係ありません。
[脚本・編集]ママ広場編集部 [作画]dechi