前回の話
義弟の浩二さんが家族を連れて泊まりに来る数日前、ユキさんは食事を外食にする予定があるか義母に確認したところ「準備しておいて」と言われたため、小学生と年長さんの子ども達が好きそうなものも考えてたくさんのメニューを準備しました。ちょうど準備が整ったタイミングで浩二さん達がやってくると、義母は突然「食べられるものある?」と聞いたのです。しかもその返事を聞く間もなく「なかったら外にご飯食べに行きましょう」と言いました。そして、ハンバーガーが食べたいと言った孫のひと言で、義母と浩二さん一家はユキさんが作ったたくさんの料理に手を付けず、食事に出かけてしまいました。
せびる義弟と貢ぐ義母[2-2]両手いっぱいの買い物袋
夫は「こんな豪華なご馳走を食べないなんてもったいないなぁ~」ととても美味しそうに私が作った料理を食べてくれました。「残りは夜に食べよう。いつもありがとう」と気を遣ってくれました。
しばらく経って、「ただいまー」と浩二さん一家が帰ってきました。「お帰りなさい」と振り返った私は思わず二度見してしまいました。浩二さんと奥さん2人とも両手にいっぱいの買い物袋を抱えていたのです。こんなにたくさん、何を買ってきたの!?心の中で、私は叫びました。
ママ広場オリジナルマンガ「せびる義弟と貢ぐ義母」は毎日更新します。おたのしみに!
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:さいとうにこ
子育て、日常記録を描いています!
3児のママ