義父母と川の字で寝ようと言われ困惑する嫁

ランチのために何時間も車を走らせてようやくたどり着いた山奥のホテル。確かに素敵ですが、生後6ヶ月のあかりは、まだ遠出をしたことが無かったので、せめて事前に伝えて欲しかった。しかも受付をした義母が「1泊」と言っていました。カードキーを受け取って戻ってきた義母に、動揺している夫のヨシオが「母さん・・・さっき1泊って・・・」と聞くと義母は「フフフ・・・」と満足そうに笑い始めました。

すると「ハッピーサプラ~イズ!家族みんなで川の字で寝ましょう」と満面の笑みの義母。日帰りで義実家を訪問するだけの予定が、前日の義母の急な予定変更でこんなことに。

私は、あまりの驚きに頭の中は大パニック!嬉しそうな義母を見て作り笑いしかできませんでした。

なんとか断れないかと私は「あの、お義母さん・・・私泊りの荷物持ってきてないですし・・・」と言いますが義母は最初からそう言われることを分かっていたようで「大丈夫大丈夫!近くにお店あるからチェックインまでの時間にみんなで買いに行きましょ~」と言われてしまいました。

他に断る理由も思い浮かばず私は「・・・ハイ。」としか言えません。
ヨシオがなんとか断ってくれないかと心の中で願っていると「ヤレヤレ・・母さんは相変わらずだね。」といった様子で既に諦めて義母の好きにさせる雰囲気に。ヤレヤレじゃねーよ!と心の中で叫びました。

私以外は久々の家族旅行で盛り上がっており、無言で義父母と夫の話を聞いていました。
当然、心の中では不満が大爆発。まず、川の字で寝たくない。お義父さんは「おとうさん」といえど私からしたらただのオジサン。あかりの授乳だってあるのに。
せめて部屋をなんとか別々にしてもらえないか考えるも、そんなことを言い出せる雰囲気ではありませんでした。
部屋が別々でもなんだか気を遣う義父母との旅行ですが、同室となると気を休める時はありませんよね。義父母相手だとなかなか言い出せない気持ち共感しました。夫のヨシオさんがしっかり伝えてくれるのが一番いいのですけれどね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi