目的地を聞こうとするも山の中でなかなか繋がらない電話。

娘のあかりがぐずり始めたので一旦車を停めて休憩することにしました。
私があかりをあやしている間に夫のヨシオは義母に電話します。
ですが、山に入ったせいか何度電話を掛けても義母につながらずヨシオは「電話全然繋がらない!ここ電波わるいな・・・」とさらにイライラしはじめてしまいました。

しばらくするとあかりも泣き止んだので私はヨシオに「少し気分転換できた。ヨシ君ありがとう。お義母さんたちとはぐれちゃったね・・・どこ向かえばいいんだろ」と話しかけました。
するとその時、ヨシオの電話が鳴りました。

相手は義母のようで「もーっやっと出た~」と電話越しに聞えてきます。
ヨシオが「母さんたちどこにいるんだよ!」と言うと「はぐれないでねって言ったでしょ~急にいなくなったからビックリしちゃったじゃないの!」とヤレヤレといった様子。

それを聞いたヨシオはイライラマックスで義母に「あかりがいるんだ!そんな長時間走れないこと知ってるだろ!どこに行くか教えてくれ!」と大きな声で言いました。
義母は仕方ないといった様子で「はいはい、住所送るからそこまで来てちょうだい。〇〇ホテルでランチ予約してるんだから急いでねー」とだけ言い電話を切りました。

私は〇〇ホテルと聞いた時、「ランチのために〇〇ホテル?あかりをこんなに泣かせてまで?」と怒りが沸いてきました。

車に戻ったあともしばらくイライラしてしまい「もう帰りたい!」と心の中でそう強く思いました。
遠い場所にお出かけと分かっていたら断っていたのに義母の自己中さにイライラしてしまいますよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi