前回の話
キョウコさんの作った麻婆ナスを食べ、お腹も満たされてご機嫌な義母、すると電話がかかってきました。「今ね~孫の家に来てご飯ごちそうになってて・・そんないいもんじゃないわよ。ふふふ・・」と嬉しそうな様子。電話を切ると「キョウコさん?ごめんなさいね。ちょっとお茶いただける?緑茶で。急須でいれたやつね。あっぬるめで」鼻歌を歌いながら要望多めのお茶を要求しました。「はーい」と返事をしたキョウコさんが見ていたのは水出し緑茶のボトル。すかさず湯吞みに注いで義母に出すとおいしそうに飲み「やっぱり急須よね~。ありがとう。じゃ私行くわ」と満足そうに帰って行きました。キョウコさんは緑茶のボトルをサッと隠しながら義母を見送りました。
私、ますます義母に負けてません[4ー2]言い方はアレだけど。
義母が好き放題して帰って行ったことについて「ほんとごめんな。うちの母さん・・ユイトにとっても悪影響だと思うんだ。はぁ・・」とうなだれるご主人、「しばらく会わせたくない。キョウコにもあんな失礼な態度で・・」と考え込んでいました。
そんなご主人に「確かに言い方はアレだけど・・今日も文句言いながら私の料理、全部きれいに食べてくれたし・・」そう言ってお茶を差し出すキョウコさんに、「ありがと。いや・・悪意しかない。悪意しか感じない!今度来ても居留守使えないかな・・もうホントいやだ」とご主人はため息をつきました。
連絡もせずわざわざお昼前にやって来て、ケチをつけながらもお昼ご飯をたいらげ、ユイトくんの勉強にも「親の学力が低いと・・」やら「うちの家系にはいないから・・」と、キョウコさんにいちいち嫌味を言う義母。お友達からの電話で孫マウントを決め、水出しの緑茶を飲んで意気揚々と帰って行った義母にうんざりしていたご主人、キョウコさんがフォローするも「いや悪意しか感じない。キョウコにも失礼だし、ユイトには悪影響。もう会わせたくない!居留守使えないかなぁ。はぁ・・」とため息をつきながら考え込んでいました。
やりたい放題の義母からキョウコさんやユイトくんを守れるのはご主人しかいないと思いますが、真正面から話して伝わる相手ではない気がしますね。
ママ広場マンガ「私、ますます義母に負けてません」は毎日更新します。おたのしみに!
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作者:マッマ
2歳差の兄妹を育てています。