苦手意識のある義両親でも孫の運動会は見たいだろうなと悩む

陽の運動会に義両親を呼ばないのか聞かれ、話を聞いてくれない義母と頼りにならない義父と夫のことを考えて正直億劫な気持ちになってしまっていた私。苦手意識のある義両親を運動会に招待するかどうか悩みました。

義両親のアポなし訪問で予定を変更してまで行ったお祭りでは、「何食べる?」と言いながら陽と結を連れて出店の人込みに消えて行った義母が、嘔吐してTシャツを汚したままの陽を連れて戻ってきて「ちょっと食べさせ過ぎたみたい。子どもってすぐ履いちゃうから仕方ないわよね~」なんてのんきなことを言っていました。そんな義母を招待するかどうか悩みます。
でも、ここ数年は運動会も小規模化されていて、お昼前には閉会式だし、昔のようなシートを広げての場所取りも無いし。それに、義母も陽の初めての運動会を見に来たいよね。そう思う気持ちも、もちろんありました。

よし。私は決心して義両親に連絡しようと思いました。その時、ふと目にとまったプロブラムの1番下に書いてある1文。『観覧は各ご家庭2名までです。』

各家庭2名までの観覧と制限されているなら、必然的に夫と私で解決。「ごめんね陽、運動会は2人までしか来れないんだって。」と陽に伝え、夫と私はもちろん観に行くと伝えると「やったー!!嬉しい」と笑顔を見せました。

陽は義母達が来られなくても大丈夫そうです。私はというと、ホッとすると同時に「来られない」と分かるとなんだか気の毒で、一瞬でも義両親を呼ばない選択を考えた自分を恥じました。

それでも、まぁこれで色々考えなくて良くなったからそれでいいのかもと気持ちが軽くなりました。
それもまた数日後には盛大にひっくり返されることになるのを、この時はまだ知りませんでした。
こちらの都合お構いなしだったり、話を聞いてくれなかったりする義母、そして頼りにならない義父と夫。何度も経験してしまうと、一緒に出掛けるのが億劫になってしまうよし子さんの気持ちもわかります。けれど陽くんの運動会に義父母を呼ばない選択を考えたことを恥じるよし子さんは優しい人ですね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
監修・校正:ママ広場編集部 編集:石野スズ
脚本・作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く4児の母。
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