[7完]私はこれで義母に嫌われました|嫁の反撃「間違って入れちゃったみたいでごめんなさい」謝る義母

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前回のお話

毎年お母さんの誕生日にお花を贈っている小夜さん家族。喜んでくれたものの「早く『あのこと』を話さなくちゃ」と夫海斗さんに謝りました。義母からの電話で「久しぶりに誕生日に来てくれる」とお母さんが言うと嫌味を言われて動揺。「小夜さんの失礼さは目に余る!人をバカにして!」と怒り出す義母にビックリしたお母さんが慌てて謝るも酷い言いよう。すっかり義母の誕生日を忘れていたと小夜さんが慌てるも、昨年義母に来年からプレゼントはいらないって言われていたことを思い出し海斗さんをチラリ。モヤモヤしつつ義母に電話して謝りました。それから少しして義実家へ行った小夜さん家族。手土産のケーキを渡すもキッチンには入れてくれず、みんなで食べるはずのケーキも、小夜さんだけソファへ案内されて一人ぼっち。「この仕打ち露骨過ぎない」とイライラが止まらない小夜さんに気づき、海斗さんが声をかけようとすると遮る義母。ドデカボイスで嫌味を言い返した後、持っていたペンでヒョウの絵を描いてSNSに投稿すると、同志たちの「いいね!」とコメントが鳴り止みませんでした。そしてある日、義母から届いた荷物の中にはののちゃんと海斗さんへのプレゼントばかり。ののちゃんが「これなあに?」と差し出したぐちゃぐちゃのアルミホイルには剝き出しのナッツが!「これは私宛ですね」とイライラした小夜さんは、お礼の電話で義母を自宅へ招き、電話を切ってほくそ笑むのでした。

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「何だこれ?ゴミ持ってきちゃってるじゃん」夫の言葉に義母ギクリ

ある日届いた義母からの荷物にはののちゃんと海斗さんへの荷物がいっぱい!絵本や文房具、手作りのお惣菜に海斗さんの下着まで!驚いているとぐちゃぐちゃになったアルミホイルをののちゃんに差し出されて憤慨「これは私宛ってことですよね!」と怒りがこみあげ、お礼の電話で義母を自宅へ招き、ほくそ笑むのでした。

それからしばらくして、予定通り義父母が我が家へやってきました。
「おじゃまします~」「いらっしゃ~い」と出迎えた後、

「小夜~、何もしなくていいからこっちに座りなよ」夫がそう言うと、「そうよ~。本当おかまいなく」と義母も言い、「いえ・・そんな訳には・・のの、お手伝いしてくれる?」「はーい」とののにお願いすることにしました。

そして、「お待たせしました~」そう言ってお茶を運ぶと、「いいのに~。気を遣わせてごめんなさいね~」と言う義母。

するとののちゃんの手の上に乗せられていたのは、ぐちゃぐちゃのアルミホイル!でした。

すると、「・・ん?何だこれ?のの、ゴミ持ってきちゃってるじゃん~。ポイしておいて」夫がののに笑いながらそう言うと、それを聞いていた義母がギクリ。

すると、「ちがうよー、これ『ばあばからのプレゼント』だよー」とののが無邪気に言い、「お義母さん、美味しそうなナッツのお裾分け、どうもありがとうございます~。これお取り寄せしたんですか?」と皮肉を込めつつ笑顔でそう言うと、

「あっ・・えっと・・その・・間違えて入れちゃったみたいで・・ごめんなさいね~!」と冷や汗タラタラで言い訳する義母。

その姿を見て、「っしゃ!!」と心の中でガッツポーズする私は、「そうだったんですね~。処分しておきます~」とさっさとナッツを処分。そして、「あの・・キッシュ作ったのでよければ食べませんか?」と言うと、

「おっ、小夜のキッシュ!これ買ってくるより旨いんだよ~!食べてみてよ!」と勧める夫と、「ママのお料理、いつもとーっても美味しいんだよ~!」と目をキラキラさせて言うのの。

早速一口食べた義父が「本当だ。旨い」と言うと、「小夜さんの手作り・・とっても・・美味しいわ」と不満そうに褒める義母には構わず、「だろ?」と満足そうに笑うののと夫。

「お口に合ったみたいで良かったです~」とにっこり笑顔で答えた私。
それからも義母は、何かと嫌がらせをしたり、嫌味を言ってきますが・・

「私・・絶対負けないので」と心の中で拳を思いっきり握りしめるのでした。

提案通り、小夜さんの家にやって来た義父母。お茶の準備をののちゃんに手伝ってもらって運んだのは・・義母が送りつけてきたぐちゃぐちゃのアルミホイルに包まれたナッツ!海斗さんにゴミ扱いされたナッツを「こればあばからのプレゼントだよー」と笑顔で差し出すののちゃんに怯む義母。その後、小夜さん特製の美味しいキッシュを悔しそうに食べる義母、小夜さんが義母に負けることはなさそうですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi

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