「何を言っても無駄」母に世間の常識は伝わらないと悟った娘

高校生だったマリさんは、外食時に人数分の注文をしないことが世間では非常識なのだと友達からの指摘で認識。はっきりと言ってくれた友達に感謝し、帰宅後にお母さんに「人数分なにか頼むのが普通なんだよ?どうしてうちは頼まないの?」と聞きました。
すると、お母さんは「でも、食べたくないのに頼むのももったいないでしょ。残すとお店の人にも悪いしね」と持論を語りました。マリさんが「でも・・」と食い下がると、

「うちはうち。よそはよそ。悪いことしてるんじゃないんだから、気にしない方がいいんじゃない?食べたい時は頼むんだし・・」と取り合わず、「でも・・お母さんは食べないじゃん」とマリさんが指摘すると、

「それは、みんなが残した時に食べるからよ。もったいないでしょ」と呆れたように言って聞く耳を持ちませんでした。「でも・・最近みんな1人前食べて残すことないじゃん。うちってお金ないの?」と聞くと、

「そんなわけないでしょ?もう、何なの。悪いことしてるわけじゃないのに。そんなこと言うお友達と遊ぶのやめたら?」と怒り出してしまい、マリさんはそれ以上何も言えませんでした。

当時のことを振り返りながら、「あの時・・あぁ何も言っても無駄だなって思ったのよ。で、私的には恥ずかしい思いをしたくないから。うちの家族とは外食はしたくないって思ったの。だから毎回出前なの。知らなかった?」とマリさんはため息まじりに話しました。
小さい頃から当たり前だと思っていたことが世間では「非常識」と受け取られることだったと知り、母親に伝えたマリさんですが「うちはうち」で一蹴されてしまいましたね。大人になり自分の家庭を持ったマリさんは、母親や兄と外食しないことで対策していたのですね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
みぃくんのママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。
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じゃあ最初から、外食に行かなければよかった
(義母と旦那)。
じゃあ最初から、外食に行かなければいいのに
(義母と旦那)。