注文しない義母[3]店にルールが書かれていない
別の日、夫が外で食べようと提案してくれましたが、私は躊躇してしまいました。「テイクアウトがいいな。」夫はキョトンとして「なんで?食べに行った方がいいじゃん。」
私は夫が少し前に何か食べていたのを見ていたので、外食の時に必ず起こる心配事があったのです。「自分は注文しないなんてことはないよね?」一応、夫に確認してみました。
すると夫は逆に驚いた顔をして「え?そのつもりだけど?」と言いました。「ご飯作るの面倒かなと思って提案したのに。」と、むしろ私のために言ったのに躊躇する意味がわからないとでも言いたげです。
「イヤなの。この間なんて、私の注文したうどん食べるって言い出したでしょ?」具体的に説明しても、夫には通じないようで「何がダメなの?」とまだ驚いた顔をしています。
「おかしいでしょ?家族3人で言ってうどん1杯しか注文しないなんて・・・。」ハッキリ言いましたが、夫は「どこが?」と即答。
私はこれまで何度も話しているマナーの話をもう一度夫に伝えることになりました。「外食するなら人数分頼むのがマナーだと思うの。」等云うと、夫は「そんなルールある?店にはそんなこと書かれてないし、今まで何も言われたことないけど?」と埒が明かない。私は唖然としてしまいました。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
3歳boyママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。