一人で頑張らなくていい。頑張る自分を認めてあげて

うまくいかないワンオペ育児で自分を責め、追い詰められていたナオは、限界を感じて私とよっちゃんに助けを求めてくれましたが、私たちに頼ったことにも申し訳なさを感じていました。そんなナオに「周りを頼っていい。連絡をくれて嬉しかった」と伝えると、ようやくナオの表情が少し明るくなりました。
「ありがとう。そうだよね。子どもたちの為にもまず自分を守らなきゃ。今度お母さんに手伝いにきてもらえるか連絡してみる」とナオが言ったので、私は「連絡しなよ!今すぐっ」と促し、その場でお母さんにメッセージを送るように言いました。

ナオが連絡をしたところ、お母さんはさっそく次の日から来てくれることになり、ナオと一緒に私とよっちゃんも喜びました。この日、私たちはそのままナオの家に泊まることにし、久々の女子会。たくさんしゃべって、たくさん笑って、たくさん泣きました。

たくさん泣いて笑ったナオは、少しだけいつものナオに戻った気がしました。次の日、昨日やりきれなかった部屋の片づけをしていると、「いいよいいよ、そんなことまでしなくて!」とナオは遠慮しましたが、「ナオのお母さんが来るまでだから!」と私は手を止めずに片付けを続けました。「今のうちに手伝わせてよ!」とよっちゃんは子ども達の遊び相手をしてくれました。

おせっかいかもしれないけれど、私は少しでもナオを助けたい。頑張り屋のナオは、「母親だから1人でやるのが当たり前」「母親だから頑張らなきゃいけない」と毎日頑張っていました。いえ、頑張りすぎていました。昔なじみの私たちにさえ頼ることが申し訳ないと思うくらいに。

子育ての大変さや悩みは色んな形があるけれど、子どもを大事に思う気持ちはみんな同じ。みんな子どもの幸せを願いながら、小さな命を守って懸命に子育てしてる。だから、「私は頑張っている」とちゃんと自分で自分を認めてあげてほしい。できない自分を責めて限界まで追い詰められたナオを見て強くそう思いました。

そして、助けが必要な時は、いつでも周りが助けてあげられるように。家族に、友だちに、頼れる人が近くにいない時は国や地域に、頑張る人の「助けて」の声が届く世界でありますように。そう願わずにいられません。
しばらくすると、ナオのお母さんが両手いっぱいの荷物を持ってやってきました。申し訳なさそうにしながらもやはりホッとした様子のナオ。

ナオのお母さんも到着したのでそろそろ帰ろうと思っていると、よっちゃんとお絵描きをしていた上の子が画用紙いっぱいに描いたママの絵を持ってきて「ママっ!だいしゅきぃ!」とナオに満面の笑みを向けました。「ありがとう・・ママもだよ!」と涙ぐみながら子どもを抱きしめるナオ。大丈夫。ナオの愛情は子ども達にしっかり伝わってる。一人で完璧にできなくても母親失格だなんて思わなくていい。今回はナオだったけれど、次は自分が壁にぶつかるかもしれない。その時は、一人で頑張りすぎず勇気を出して周りに「助けて」と声をあげようと思います。みんなが声をあげやすく、手を差し伸べやすい世界になりますように。
助けてほしいと周りを頼ることも、頑張りすぎている人に手を差しのべることも、どちらも少し勇気が必要かもしれません。身も心も疲れ果てて限界になってしまったナオさんですが、周りには助けてくれる人たちがたくさんいましたね。ナオさんのように頑張りすぎている人たちの声が誰かに届きますように。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:マキノ
元気姉弟を子育て中の主婦。
SNSで育児絵日記を描いています。
![ママ広場 [mamahiroba]](https://mamahiroba.com/wp-content/themes/mamahiroba-2024/images/common/logo.webp)

友情の話として良いお話でした!こういうほっこりするような話、もっとたくさん読みたい。され妻とか嫁姑とかの話も気になるから読むけど、読んだ後イライラすることも多いから笑、こういう話が読めるの嬉しい。
旦那は?
仕事忙しいことは育児できない免罪符にしちゃダメだよね。