今日、初めて知ったワード。
ガルガル期。
ガルガル期(がるがるき)とは、仔を出産したメスが外敵をガルガルと威嚇し仔を守ろうとする母性本能から気性が荒くなる期間を言うインターネットスラング[1][2]。産後ガルガル期とも呼ばれ[2]。出産後のホルモンの変化によて精神的なバランスを崩しやすい時期に出現する症状のひとつでもある[2]。産褥期と呼ぶ出産後の6週間から8週間の時期に発生しやすいとされる。医学的には産後うつ病[3]の症状のひとつ。
衝撃でした。
これ私じゃん。
皆さんにはガルガル期はありましたか?
あの頃の正直な気持ちを公表するのは少し恥ずかしいけれど、私はこんな感じでした。
自分のペースを乱されるのがとにかく嫌で、親切で連絡してくる義母は敵
私と息子2人の時間。
赤ちゃんを育てるのにスケジュールなどあって無いようなもので、理想通りにいくことなんてまずありえませんよね。
それでも自分と息子で過ごす1日を、ミルクとおむつの合間に午前中はこれやって、息子に合わせてお昼寝して、自分のご飯はこの隙に、午後はこれやってあれやって...と、なんとなく把握して、2人で作っていくという楽しみ。
それなのに!!
毎日のように鳴る義母からの電話。
「私が見ていてあげるから買い物行ったら?」
この親切にイラッとする。息子と引き離される必要ある?って。
ピンポーンと連絡も無くやって来ると嫌悪感。
そして毎週末、義実家へ呼ばれてお食事するのがただただ嫌だった。
息子が奪われるとさえ思えるくらいに脅威だった。
平常心の今は「お義母さん、心配してくれてありがとうね!」「久しぶりの孫だから、そりゃ毎日でも会いたいよね、そして夫は毎週末見せに行きたいよね。」と素直に思えるけれど、あの頃はそんな風には1ミクロンたりとも思えない不思議。
香水つけている人は敵
妊娠したのを機に、育休が終わるまで香水も大好きなアロマもお休みしていた私。
本当のところどうなのかわからないけれど、勝手に新生児には強い香りは良くないと思っていたし、自分が気分悪くなるほど匂いに敏感になっていました。
だから香水をつけている人が気軽に息子を「抱っこさせて」と言ってくると、
ものすごく無神経な人に思えてしまいました。
何気ない一言に腹が立ったり悲しくなったりする
例えば夫の親族に「パパの甥っ子ちゃんにそっくりね」なんて言われようものなら
そっちの家系の子としか認められないの?!私にも似てるし!
って。よくそんな風に考えたなっていうくらい被害妄想になります。
また、息子が風邪気味の時に「気をつけてくださいね」と義母から言われたら
気をつけてないとでもッ?!自分の物みたいに言わないで!
と、まさにガルガル~ッと牙をむいてしまうんです。心の中で。
そして後から自分の心の狭さに落ち込むんです。
あるある!と共感してくださるママさん、いらっしゃいますか?
当時は自分で自分の感情をコントロールできず、
心の狭い自分の思いを実母に打ち明けたら悲しむのではと思って言えず、辛かったです。
夫には「何がそんなに嫌なの?」と困惑されてしまうと、
それはそれで「じゃぁ大好きな実家にひとりで帰れば?」とまた戦闘態勢に(笑)。
息子は今年5歳になりますが、5年前に「ガルガル期」という言葉を知っていたら、そしてネット検索したらこんなにも同じ気持ちのお母さんがいるのだと知ることができていたら、この気持ちは普通なんだと安心できたし、もっと早く平常心に戻れたかもしれない!!
今振り返ると「出産直後って性格ちょっとかわるし心がおかしくなってたよね~」って笑って話せるけれど、当時は本当に、どうしようもないくらい、どうしちゃったんだ自分?って怖くなるレベルで自分の中に別人が住みつくんですよね。
今まさにガルガル期ですというママたちへ、「ガルガル期だから正常なんだよ。」「大丈夫だよ、みんな同じだよ」「もうちょっとの辛抱だよ、頑張りすぎなくてもいいんだよ。」と伝えたい。
出産後2ヶ月くらいであなたは元の明るく楽しい気持ちに戻りますよ。大丈夫、大丈夫!!