前回のお話
ホウサクくんの娘ちゃんへの暴言に我慢ならず物申そうとした赤井ふみさんは、娘ちゃんに制止されます。そして「学童は誰が使ってもいいんだよ。だから私が使って何が悪いん?」と毅然と言い返した娘ちゃんに感心。娘ちゃんの反応が予想外だったのか、それ以上は何も言わなかったホウサクくん。そして、赤井ふみさんは娘ちゃんが学童で快適に過ごせるよう、午後は米田先生の立ち上げた学童内の塾に通わせ問題児との接触を少なくする対策もしていました。
ムスメが学童でトラブルに巻き込まれたお話69
その日、娘ちゃんを学童に迎えに行くと、米田先生が対応してくれました。
「学童初日の朝から難儀やったんですってね・・・。日中はふたりとも接点なく過ごしてました」
米田先生が日中の様子を教えてくれました。
「いやもーびっくりですよ。いつまでもしつこいなぁって正直思いましたね」
朝の出来事を思い出してげんなりする赤井ふみさん。
「怖かったやろ。これに懲りず明日来れる?」
米田先生が娘ちゃんを心配して声をかけます。
すると、
「うんー!わたし大丈夫だよー。それにさぁ」
「あの時はね、学童に関係のないメモを持ち込んでいたんだもん。私が悪いんだよね」
メモを持ち込んだ自分が悪かったと言った娘ちゃん。
それを聞いた米田先生は表情が変わり・・・
「・・・あのねぇムスメちゃん・・・センセイが思うにその考え方はちょっと危険だよ」
[70]につづきます。
赤井ふみ
のんびり屋の私と元気いっぱいのムスメ、時々オトンで送る生活で起こったことやわたしの体験談を絵にしています。
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自分が悪かったと反省する娘ちゃんに米田先生が伝えたいことは・・・?
[ママ広場編集部]