前回の話
家でも公園でもママにべったりのくうちゃん、その頃、くうちゃんがママと2人っきりで遊びたい、甘えたいのかな、と想像できる余裕もなかったマキノさんは暑さで不機嫌になり靴が履けないとぐずるくうちゃんに「靴くらい自分でやって!」と怒鳴ってしまい・・感情のぶつけ合いが続き、よく3人で泣いていたのでした・・。
38)「最低だ、私」母親として至らない自分を責める
夜も昼も休みなく続く育児に、疲労とイライラがたまる私と、それが原因でますます不安定になっていったくうちゃん。
この頃は、まさに不機嫌が重なりあう悪循環の中にいました。
しかし、そんな生活が続いたある日のこと・・
お風呂上がりに鏡にうつったくうちゃんと自分を眺め、
「・・くうちゃんて、私の大きさの半分くらいしかないんだな」
と気づいてドキっとしたのです。
「・・・っこんな小さな子どもに声を荒らげて怒りをぶつけて・・」
口がたつから成長したように思えるけど、まだ3歳なんだ・・
産院のコットで眠る、生まれたばかりのくうちゃんの寝顔を見た時、
この命を大切に守っていこうと誓いました。それなのに・・・
余裕がないとはいえ、毎日あんなに怒鳴って、こんな小さな子を怯えさせて・・・
「何やってんだろ・・」
「最低だ、私」
何とかこの状況を変えていかないと・・そう強く思ったのを覚えています。
続きます。
マキノ
元気姉弟を子育て中の主婦。SNSで育児絵日記を描いています。