帰りが遅いパパと子どものコミュニケーション方法。~パパと息子の交換日記~

我が家にはパパと息子の交換日記のノートが2冊あります。
パパと息子が交換日記をはじめたのは、息子が小学校1年生の時でした。

交換日記をはじめたきっかけは、今まで比較的早く帰宅できていたパパの仕事が忙しくなって、息子が寝る時間までに帰宅できなくなる日が増えてきた事でした。

交換日記を書くのはパパが早く帰宅できない日だけ。毎日書いているわけではないので、書く頻度はそれほど多くありませんが、小学校1年生から5年生になるまで続きました。



●小学校1年生のある日の交換日記

息子からパパへ
「きょうは ずこうで おやまのどうろをつくりました。」
パパから息子へ
「学校楽しいですか?今日は天気が良くて暑かったですが学校は暑くないですか?暑い時はたくさんお水やお茶を飲みましょう。」

●小学校3年生のある日の交換日記

息子からパパへ
「今日は理科の実けんで、黒い紙に虫めがねを当てたらどうなるかをやったよ。そしたら紙に穴が開いたよ。」
パパから息子へ
「どうしてだかわかる?」

●小学校5年生のある日の交換日記

息子からパパへ
「今日は終業式だったよ。通知表を見てね。2学期は勉強やマラソン大会を頑張ったよ。」
パパから息子へ
「大変よく頑張りました。3学期も頑張れ!」

1年生の頃はノートにいっぱいいっぱい大きな字で書いていた息子。でも、5年生になるとノートの枠の中にきちんとおさまる字が書けるようになります。パラパラとめくって見ているだけでそんな成長も感じて面白いです。




小学校5年生頃から中学受験を目指して塾通いを始めた息子。この頃からパパのほうが帰宅が早くなり、息子のほうが遅くなるという逆転現象が生じて、交換日記は交わされないまま今に至っています。

小さい頃はパパに会えないまま寝るという事がとても寂しかったようです。だから交換日記の短い文章のやり取りだけでも息子にとっては嬉しかったようです。「今日はパパに会えないけどパパと交換日記できた」と言って寝る息子の姿は私にとっても嬉しいものでした。

今は家族3人揃う事が多くなったので『交換日記』に代わって『月に1回の家族会議』を開くことにしました。息子が思春期へと成長していく中で、この家族会議がいつまで続いていくのかわかりませんが、後で振り返った時に「こんな時もあったね~」と笑って議事録を見れたらいいなと思います。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事