嫌がる歯みがきどう対応する?4歳娘の歯医者さんデビューは歯みがき嫌い克服のヒントがいっぱいだった!

突然ですが、お子さんは歯みがき嫌いではありませんか?

我が家の4歳娘は、歯みがきの時間が苦手で、何かと理由をつけては歯みがきを先延ばしにしようとします。

毎日毎日歯みがきで喧嘩になり、娘のペースに合わせて歯みがきの時間を決めても後回しにされることが多く、強行突破で歯みがきをしようとしても口を紡いでしまうか毛布に隠れてしまって、歯みがきをさせてくれない。なんてことが日常茶飯事。

それまでも歯みがきを嫌がることはありましたが、4歳になってからはますます歯みがき嫌いになっている気がします。




歯みがきを嫌がる理由は何?私が考えてみたこと

■歯みがきをする時の娘への接し方

私が時間に余裕なく、「早く歯みがきをさせて寝かせなきゃ」とか、「お願いだから早く歯みがきぐらいしてよ」っていう切迫感が娘にも伝わってしまって、より歯みがきをしたくなくなる。

■どうして歯みがきをしないといけないのか、娘にきちとん伝わっていない

「虫歯になったら好きなお菓子も食べられなくなるんだよ」って説明すると、その時は分かった雰囲気を出してくれますが結局歯みがきの時間になるとやりたくない病が始まる。

私がざっくりな説明をしているのもあるので絵本やユーチューブを使いながら色々と試していますが、一筋縄ではいかない状態です。(汗)

■保育園の午睡がなくなりリズムが崩れている

もしかして、保育園の午睡がなくなったことも関係しているのでは・・・?

4歳になり、午睡の時間が途中からなくなりました。

娘の場合、延長保育でお願いしているのでお迎えに行き、家に着くのは18:30過ぎです(出勤の場合)。

私が食事の用意をしている間に寝てしまい、途中で起こしても中々起きてくれません。それでも起こさないことには進んでいかないので、イヤイヤの中、食事・お風呂を済ませ、歯みがきという流れにもっていきますが、機嫌が悪い娘からすると眠たいのにイヤなことを押しつけられているという感覚になり、悪循環。

午睡の有無って親御さんによって考え方は分かれると思いますが、やっぱりまだ体力がついていないので娘には必要なのかなと思ってみたり。でも、娘の保育園ではまったく午睡をさせてくれないというわけではなく、園児が眠そうであったり、園児から眠たいと言われれば個別で対応はしてくれます。

以前、娘の個別面談があった時に私と同じように午睡がなくなったことで帰宅するとすぐ寝てしまって困っているという親御さんの声が出ているということでした。そのため、園でも午睡に関して対応をしていくと仰っていました。ただ、他のお友だちが遊んでいたら自分も遊びたいという気持ちになるお子さんも多いので午睡をどうするかの判断は難しいようです。

娘はというと、最初の頃は自分から先生に眠たいといって午睡を取らせてもらっていたようですが、今はほとんどしていないようです。体力がついてきたのかなとも思いましたが、やっぱり家に帰宅すると、疲れ果てバタンキュー。

我が家ではこの午睡の時間があるかないかで娘の帰宅後の行動が変わってくる気がしています。




歯みがきを徹底したい理由

歯みがきを嫌がる理由について、私が思うことを先に挙げましたが、歯みがきを徹底しないといけないのには理由があります。

それは恐れていた「虫歯」ができてしまったからなんです。。。

これまで市の検診でも、保育園の検診でも虫歯で引っかかったことはありませんでした。

でも、ある日仕上げ磨きをしていると「何か黒くないか?」「物が詰まってるだけ?」「ブラッシングしても取れない・・・」なんてことが起き、虫歯でありませんようにと微かな願いを込めて歯医者さんをすぐに予約しました!

■娘、初めての歯医者さんデビュー

初めての歯医者さん、見慣れない風景、行き慣れている病院の先生とは違う人、今から自分は何をされるんだろう?、そんなことが娘の頭の中を駆け巡っていたんだと思います。中々、私から離れず、一人で施術台に座ることもできませんでした。

そのため、私がまず施術台に座り、その上に娘が寝転がる形で診察をして頂きました。

診察結果は・・・「奥歯から2番目の歯が初期の虫歯ですね~」(ガーン!微かな願いも虚しく、やっぱり虫歯になっていた・・・)

奥歯の隙間は虫歯になりやすいようです。普通に歯みがきをしているだけでは食べかすが取れていないことが多く、それが原因で虫歯になってしまったようです。

どうしよう、どうしよう。私のせいじゃん。虫歯の治療って娘にできるのかな?仕上げ磨きを嫌がっても無理やりにでもやれば良かった。この時のことは本当に忘れません。

先生からは、今後の治療方針についてこのように言われました。

初めて歯医者にきてすぐに治療できる子はまずいません。
押さえて治療をすることもできますが、最初に恐怖心ができてしまうと次から歯医者にこれなくなり、治療どころではなくなります。幸い初期の虫歯ですぐに進行していくものでもないし、痛みもないので、そんなに急いですぐに治療をしなくても大丈夫ですよ。
まずは、一人で施術台に座れるようになることから始めて、月に1回のペースでフッ素を塗りながら徐々に慣らして行きましょう。恐らく、3~4回目ぐらいで治療ができるようになると思います。

その日は、フッ素を塗り終了。子どもには施術が終わると毎回ガチャガチャをやらせてくれるようです。おもちゃを選べたのもあってか、娘が「歯医者さんの病院って怖くないんだね」と、次も行くと言ってくれて一安心。

■2回目

やっぱりまだ一人で施術台に座ることができませんでした。最初と同じように私の上に乗り、診察をしてもらいました。

前回と違うのは、先生が娘に「〇〇ちゃん、今日は風を覚えていこっか」(口の中に風を当てる器具ありますよね!そのことです。)

と娘の手や頬に当てて、「これは風だよ~」「涼しいでしょ~」「ドライヤーで髪の毛乾かすのと同じだよ~」と、次来る時まで風のこと覚えといてね~と遊んでいるようかに話をして下さり、終了。(なるほど、そうやって説明するのか!先生、上手い!)

■3回目

行く前に今日は一人で座れそう?って聞くと、「座れるー!」と言ってくれ、到着してから少しもじもじはしていましたが一人で施術台に座れることはクリア!

先生も「〇〇ちゃん座れるようになったね!すごい!」

「この前やった風のこと覚えてる?」

「今日は、もう一つ覚えてもらおうかな」と娘に新しいミッション。

次は、吸引の器具でした。前回と同じように手や頬を使って、説明して下さりフッ素を塗り今日はここまで。

ここで先生から、次治療行ってみましょうか!だいぶ慣れてきているし、間隔を空けずに1週間後ぐらいに来て下さいと。(いよいよです!)

■ついに治療!

娘も慣れてきて、4回目!この日はようやく治療ができました!先生が手際よくやって下さったのはもちろんですが、娘も先生に言われることに対応できていて、スムーズに治療が終わったことにびっくり!

大人のやり方次第で子どもはこんなにお利口さんにやってくれるんだなって感じた日でした。

■今回の経験を経て

虫歯を作らせてしまったのは私の責任です。ですが、この経験のお陰で段階を踏んで子どもに教えていくことの大切さを改めて学びました。

子どもが嫌がっていることを無理にやらせようとしても逆効果になる。一つずつ段階を踏んで子どもの目線になって説明したり、進めていくことが近道になるんだなと感じました。

それと、今まで歯医者さんでの定期健診というものをやってこなかったのですが、これもとても重要なことだと感じました。虫歯を作らせないよう環境作りをしていくことも親の私ができることの一つであり、定期健診をしておいた方が安心ですよね!

歯医者さんで「歯磨きのやり方」を教えて頂くのも歯みがき嫌いを治す一歩かもしれないので活用していきたいと思います!




最後に、歯みがき嫌いを克服するために購入した絵本

娘に楽しく歯みがきをしてもらおうと思い、歯みがきに関する人気な絵本を検索してみました。

その中でも、絵のタッチが可愛くて娘も好きそうかなと思ったので、

「はみがきれっしゃ しゅっぱつしんこう!」

という絵本を選びました!

実際に読み聞かせをしてみると、まず歯みがきを列車に見立てたキャラクターのことを「これ列車じゃないよ、歯ブラシだよ!」と最初から突っ込まれ、母はタジタジ。(笑)

ちょっと小さい子向け過ぎたかな?絵本選び間違えた?と思いましたが、お口の中に食べたものが詰まってしまうと虫歯の原因になるから歯みがきできれいにするんだよっていうことは理解してくれたはず・・・。

まだ、1回しか読み聞かせしていないので何回か読んで、歯みがきの大切さを楽しく学んでもらいたいなと思っています!

ちなみに、レビューも高評価でこれから歯みがきを始めるお子さんには絵が大きく分かりやすいのでオススメだと思います♪

良かったら読んでみて下さいね!

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