[8]高校生のお金トラブル|落ち込んで帰宅した息子を心配するヒマもなく担任の先生から電話で学校に呼び出し

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前回のお話

参考書や文房具を買う、友達とご飯など頻繁にお母さんにお金を要求するようになった高校生のショウ君。あまりの頻度にお母さんも不審に思い、ショウ君が立て替えたレシートを確認してからお金を渡すというルールに変更。するとある日、明らかに4人で食べたであろう食事のレシートを出し、3人で行ったとお金を多くもらおうとする様子に「お金をせびられてる?」と心配したお母さん。ショウ君を問い詰めると、好きな子にプレゼントしたいと言い出しました。何を買うのか聞くとハイブランドの8万円の財布と言いお母さんはビックリ。相手は同級生の女の子で彼女ではなくショウ君の片思い。本人に買ってと言われたわけではないものの、嬉しそうなショウ君を見て呆れるお母さんはこんなに高い財布を要求するのかとモヤモヤ。どうやら普段からその女の子に奢っていることがわかり「ヤバい!ATM・・完全に貢ぐ君!」と言うと、「母さんの推し活と一緒」と言われて言葉を失いました。その後、お父さんに相談すると、「渡してやれば?あと3万でしょ?」サラリと言われ、「3万って高額だよ?」と反論するお母さんをお父さんが説得し、お金を渡すとショウ君は大喜び。しかしそれから一週間後、学校からうなだれて帰って来たショウ君。お母さんが「ご飯は?」と声をかけるも「いらない」とさっさと部屋へ行ってしまいました。

1話目から読む

何かあったと聞いても無言。「話せないようなことなの?」不安が広がる

彼女ではないけれど、好きになった女の子の誕生日にブランド物の財布(なんと8万円!!)をあげたいと、お小遣いで足りない分の3万円を父親から借りてご機嫌だったショウ。でもそれから一週間後、学校からうなだれて帰って来たのを見て何かあったのかと不安になりました。

サッサと自分の部屋に入って行くショウを見て、「あら・・プレゼントだけ渡して振られたって感じかな?」と思った私。「そもそも高校生でそんな高いものプレゼントするのがおかしいのよ・・懲りてくれたらいいんだけど」と心の中で呟いていると、「ブブブッ」とスマホがなりました。

「あれ・・学校から電話・・?」そう思いながら、「はい三ツ月です」と電話に出ると、「お母様ですか?お世話になってます。ショウ君の担任のサトウです。ショウ君がお友だちにお財布をプレゼントしたことはご存知でしょうか?」と担任のサトウ先生に言われ、「あ・・はいそれは」と答えると、「そのことでお話がありまして、明日学校に来ていただけますか?」先生に話があると言われて驚く私。

そして、「ショウ~。今先生から連絡あったんだけど?何かあった?」ショウの部屋の前でたずねるも、何も答えず無言。シーンとしたショウの部屋の前で、「無言?なに?話せないようなことなの?」と驚いた私は、「ねぇ・・」

「悪さはしてないよね?」と聞きました。でもやっぱり無言。「しないか・・ショウは、しないね。悪さは・・」と言いながら、「うん・・しないしない。・・しないと信じたい!!」と心の中で呟くのでした。
そして翌日、約束の時間に学校へ向かった私は、

「こちらでお待ちください~」そう言われ、「ハイ」と返事をして教室の中に入ると、先に来ていた2人のお母さんの姿が!!「え・・どういう状況?」驚きと同時にドキドキが止まりませんでした。

あんなに嬉しそうにお金を受け取っていたのに、落ち込んで帰って来たショウ君。そんな姿を見てお母さんが心配するのも当然ですよね。そして突然の学校からの呼び出し!担任の先生と2人で話すのかと思いきや、他にお母さんが2人!?こんな状況になったらますます不安が募りますよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:コハダさんさん
LGBTQ当事者、1児の母。
里帰り育児漫画やLGBTQを絡めた創作漫画を描いてます。

最新のコメント
  • まる より

    全員ミツグくんの母親?

  • ぬるま湯 より

    モラハラめいたことをしちゃった?

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