「ショウのことが心配だって先生に伝えた子がいたんだって」息子の目が輝く

デリバリーのピザを食べながらショウと話したところ、その女子生徒から「ショウのプレゼントは売るね」とメッセージが届いていたと聞いてビックリ!「恋心を利用されただけだよ?」と忠告しても「もういいって。あの子が幸せなら・・」と遠い目をするショウに、「あ、そういえば・・ショウのことが心配だって、先生に伝えた子がいたんだって。それで学校側も把握したみたいよ」私がそう言うと、「え??誰だろう?」と目を輝かせながら言うショウに、

「そこまでは聞いてないけど・・」と答えると、「俺の心配か・・え~誰だろう」とワクワクしている様子。「あのさ、それって周りから見ても違和感を感じることだったって認識してね。わかってる?」とするどい口調で言い、

「あなたはそれでよかった。って納得してるかもしれないけど・・奢ったりプレゼントすると近寄って来る子じゃなくて・・ショウ自身を大切にしてくれる子を見つけてほしいのよ。母としては」と今回のことを冷静に振り返ってショウに話すと、

「分かってるって。でも誰だろ・・俺を心配してくれてる子って・・」とすっかり頭の中はお花畑に!それを見てブチ切れた私は、「ねぇ!!ちょっと今回の財布のお金はお年玉とかから返してもらうからね。反省して!」と怒りを思いっきりぶつけました。

私の言葉に「えーーー」と反論するショウを「えーじゃないっ!」と戒めた私。
今回のことは、高い勉強代になったと思って、お金の管理についてはちゃんと話そうと思ったのでした。
失恋の痛みをさほど感じていない様子のショウ君に対し、お父さんは、お金の大切さと過分なプレゼントが招くリスクを改めて伝えました。 今回の財布代やその他の返済については、校則でアルバイトが禁じられているため、お小遣いやお年玉を充てる計画を立てたとのことです。 交際において重要なのは金銭的な価値ではなく、相手を思いやる心であると伝え、ショウ君も納得した様子は見せていたようですが、どこまで響いているかはわかりません。 ただただ、同じことを繰り返さないことを願うばかりです。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:コハダさんさん
LGBTQ当事者、1児の母。
里帰り育児漫画やLGBTQを絡めた創作漫画を描いてます。
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こういう感じで終わりにしちゃうの?
ちゃんと叱れないなら、親も問題ありだと思う
だ~めだこりゃ。
一生貢がされてろ。